YCA広告(Yahoo!コマースアド)とは?メリット・デメリットと配信方法
公開日:2023年02月16日
Yahoo!JAPANが運営する通販サービス内に配信できるYCA広告(Yahoo!コマースアド)。
今回はそんなYCA広告について詳しく解説します。
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YCA広告(Yahoo!コマースアド)とは
YCA広告(Yahoo!コマースアド)はYahoo!広告の一種です。
画像または動画を用いる点で「Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)」と形式は似ていますが、配信先が異なり、ショッピング関連のサイトに特化しています。
以前は、Yahoo!ショッピングの広告枠に掲載できるのは出品中の商品・店舗だけでしたが、YCA広告を利用することで、Yahoo!ショッピングに出品していない方でも広告を掲載することができるようになりました。
YCA広告の配信先
YCAの配信先は以下の通り。主にYahoo!が運営する通販モール、ポイントサービス内に配信されます。
近年はPayPayの利用者が増えていることもあり、注目の媒体といえます。
- Yahoo!ショッピング
- PayPayモール
- ズバトク
- ロハコ
- PayPay銀行
YCA広告のメリット
YCA広告のメリットには以下のようなものがあります。
- 購入意欲が高いユーザーにアプローチできる
- 独自のデータを活用したターゲティングが可能
- 掲載箇所が多い
購入意欲が高いユーザーにアプローチできる
通販サービスにアクセスしているユーザーは、漠然とインターネットサーフィンをしているユーザーよりも購買意欲が高いのが特徴。
欲しいものは決まっているけどどれを買うか迷っているような、比較検討層にアプローチ可能なため、自社商品の購買を後押ししたい場合におすすめです。
独自のデータを活用したターゲティングが可能
YCA広告では、独自のデータを用いて配信ユーザーの絞り込みができます。
通常のYahoo!広告で利用可能なターゲティングに加え、購買・検索履歴などYahoo!ショッピングでの行動をもとにした詳細なターゲティングが活用可能です。
▼YCA広告特有のターゲティング
- 購買予兆
- 自社購買ユーザー
- 自社訪問ユーザー
- 競合ストア購買
- カテゴリ訪問履歴
- カテゴリ検索履歴
- 自社ブランド検索
- 競合ブランド検索
掲載箇所が多い
YCA広告は掲載箇所が多いのもメリット。
例えば、Yahoo!ショッピングでは以下の場所に掲載されます。
- TOPページ
- 商品詳細ページ
- 商品レビューページ
- カテゴリページ
- ランキング
- 注文履歴
- キャンペーンページ など
YCA広告のデメリット
一方、以下のようなデメリットもあります。
単価が高騰しやすい
YCA広告はショッピングに特化している分、YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)に比べると配信面が少ないのも事実。
そのため競合性が高く、単価が高騰しやすいのが何店です。
しかし、購買意欲の高いユーザーを狙えることから高いコンバージョン率も期待でき、商材によってはかえって費用対効果が上がる可能性もあります。
YCA広告の配信方法
配信方法は他のYahoo!広告と同様です。
YCA広告配信の場合はキャンペーン作成時に、キャンペーン目的を「コンバージョン」、キャンペーン掲載タイプを「eコマース」に設定します。
- アカウントの開設
- 広告管理ツールへログイン
- 支払い情報の登録
- キャンペーンの作成
- 広告グループの作成
- キーワードの作成
- 広告の作成
- 審査通過後、配信開始
また、配信可能なバナーのサイズは下記の通りです。
YDAでは配信できる300×300には対応していないため注意してください。
- 300×250
- 728×90
- 320×100
- 1200×628
詳しくは以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
▼関連記事 Yahoo!広告の始め方!初心者でもわかりやすい配信手順の解説
YCA広告の配信費用
YCA広告ではクリック課金(CPC)が採用されています。
つまり、広告がクリックされるごとに費用が発生する仕組みです。
Yahoo!広告全般の料金形態については以下の記事を参考にしてみてください。
▼関連記事 Yahoo!広告の料金形態について
まとめ
今回はYCA広告について解説しました。
自社商材の購買促進を狙いたい方はぜひ配信を検討してみてください。
Yahoo広告をはじめ、Web広告の媒体選びにお困りの場合は「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。