TikTok広告で利用可能なターゲティングは?活用時のポイントも紹介
公開日:2023年02月23日
近年人気が高まっている「TikTok広告」。
今回はそんなTikTok広告で利用できるターゲティングについて解説します。
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TikTok広告で使えるターゲティング
TikTok広告では様々な種類のターゲティングを利用できます。
大まかに分けると以下の通り。さっそくそれぞれの特徴を見ていきましょう。
- デモグラフィック
- 興味関心
- 行動
- デバイス・通信環境
- ユーザーリスト
デモグラフィック
デモグラフィックターゲティングはユーザーの属性に基づいて絞り込みをおこなう手法です。
TikTok広告では「性別」「年齢」「地域」「言語」の4項目を設定できます。
性別
男性、女性、無制限(男女両方)から選択できます。
年齢
13〜17歳、18〜24歳、25〜34歳、35〜44歳、45〜54歳、55歳以上、無制限(全年齢)から選択できます。
地域
都道府県単位で配信地域を選択できます。
言語
ターゲットの使用言語に応じてターゲティング可能です。
興味関心
興味関心に基づいてターゲティングすることも可能です。
カテゴリを選択して絞り込む仕組みで、ユーザーの興味関心は動画の閲覧履歴や広告クリック履歴などをもとに判断されます。
上位カテゴリが20種類あり、さらにその下に細かなカテゴリが存在します。
▼上位カテゴリ
- ビジネスサービス
- 教育
- ニュースデータ
- 金融
- 携帯電話/パソコン
- eコマース(非アプリ)
- デジタル家電
- ゲーム
- アプリケーション
- メークアップ/スキンケア
- ファッション/靴/帽子/カバン
- アウトドアスポーツ
- 旅行
- 飲食・グルメ
- 車両&輸送手段
- ペット
- 家の改装
- 家庭用品
- 日常生活サービス
- マタニティ・ベビー
行動
TikTokアプリ内で特定の行動を取ったユーザーに向けて広告を配信することも可能です。
- 動画インタラクション
- クリエイターインタラクション
- ハッシュタグインタラクション
動画インタラクション
過去7日または15日間に、特定カテゴリの動画に対してアクション(視聴完了、いいね、コメント、シェア)を起こしたユーザーをターゲティングします。
クリエイターインタラクション
特定のカテゴリのクリエイターをフォロー、もしくはプロフィールを閲覧したユーザーをターゲティングします。
ハッシュタグインタラクション
特定のハッシュタグが付いた動画を視聴したユーザーをターゲティングします。
デバイス・通信環境
TikTokを閲覧しているデバイスや通信環境の特徴から細かい絞り込みがおこなえます。
- システムバージョン
- デバイスモデル
- 通信環境
- キャリア
- デバイス価格
ユーザーリスト
ユーザーリストは、予め作成したリストに含まれるユーザーに対して広告を配信する手法です。
「カスタムオーディエンス」と「類似オーディエンス」の2種類があります。
カスタムオーディエンス
過去に接点のあるユーザーへ広告を配信します。
自社サイトへの訪問履歴がある人や、広告をクリックしたことがある人などがこれにあたります。
類似オーディエンス
カスタムオーディエンスのリストに含まれるユーザーに類似した特徴を持つユーザーに対して広告を配信します。
ターゲティング活用時のポイント
様々な種類があるTikTok広告のターゲティングですが、以下のポイントを意識すると更に効果的です。
- 最初から絞りすぎない
- ターゲティングごとにクリエイティブを用意する
最初から絞りすぎない
適切にターゲティングをおこなうことは広告の費用対効果を高めるのに大切ですが、最初から条件を絞り込みすぎると、配信量が極端に少なくなったり、本来興味を持ってもらえる可能性がある層を意図せず除外してしまったりすることもありえます。
そのため、最初は広めに配信し、その中で効果が特に高い層へ徐々に絞り込んでいくという方法がおすすめです。
ターゲティングごとにクリエイティブを用意する
TikTokといえば若年層向けというイメージがありますが、実際には30代以上のユーザーも増えています。
世代や性別によって好まれる動画は異なりますので、広告の訴求力を高めるには、それぞれのターゲットに合わせたクリエイティブを用意するのが効果的です。
▼関連記事 TikTok広告運用のポイントとは?配信事例もあわせて紹介
まとめ
今回はTikTok広告のターゲティングについて解説しました。
実際に配信する際には、ぜひこの記事を参考にターゲティングしてみてください。
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