不動産業界のWeb広告活用法!おすすめ媒体と集客のポイント
更新日:2023年05月22日
不動産業界において、Web広告はいまや集客に欠かせないものとなっています。
この記事では、不動産業界のWeb担当者さん向けに、Web広告の活用法やおすすめ媒体、集客のポイントについて解説します。
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Web広告はこんな方におすすめ
Web広告とは、インターネット上のメディアを通じて配信される広告の総称。
GoogleやYahoo!といった検索エンジンや、SNSや動画プラットフォームなどの身近なWebサービスに配信できるため、従来の広告よりも効率的に大勢のユーザーに情報を届けることができます。
自社商材の認知、興味関心の促進、購買への誘導など、様々な目的で使われており、特に以下のような方におすすめです。
- マス広告よりも低コストで広く集客したい方
- ターゲットを細かく絞り込んで効率的にアプローチしたい方
- リアルタイムに更新される情報を発信したい方
不動産業界におすすめのWeb広告
Web広告には様々な種類が存在しますが、不動産業界の方にオススメしたいのは以下の5つです。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- Facebook広告
- LINE広告
- 不動産ポータルサイト
リスティング広告
リスティング広告(検索連動型広告)は、すでに物件探しを始めているユーザーへのアプローチに適しています。
検索ワードに関連する広告を表示する仕組みのため、例えば、「福岡 賃貸マンション」と検索したユーザーに対して、自社物件の広告を出すことが可能。
ニーズが高い層に配信できることから、他の広告よりも早く反響が得やすい点も強みです。
費用感
リスティング広告の費用感は、一般的に10~50万円ほど。
しかし、不動産に関しては商材自体が高額で競争率も高いため、月に数百万円の予算を必要とする場合もあります。
▼関連記事 リスティング広告の配信費用について
ディスプレイ広告
不動産集客では、物件情報をビジュアル面でも魅力的に伝えることが重要です。
そのため、画像や動画などで視覚的訴求が可能なディスプレイ広告もおすすめの一つ。
ディスプレイ広告は、ユーザーの位置情報や行動履歴、興味関心などに基づいてターゲティングすることができるので、リスティング広告ではリーチできない潜在層(ニーズはあるものの自覚していない層)への訴求も可能です。
費用感
ディスプレイ広告もリスティング広告同様、配信費用が決まっているわけではありません。
媒体によって下記のような課金形態があり、予算に合わせて柔軟に配信できます。
- クリック課金:1クリックあたり数円から数十円
- インプレッション課金:1,000回表示あたり数十円から数百円
- 動画再生課金:1再生あたり数円から数十円
Facebook広告
Facebookのボリュームゾーンは30~40代であるため、他SNSに比べると物件の購買力に長けたユーザーが集まっているといえます。
また、Facebook広告と同じ管理画面から、InstagramやMessengerやAudience Networkなどへの配信設定も可能。
実名登録制でユーザーの年齢、性別、地域、興味・関心、行動など、信頼性の高いデータを持っていることもあり、ターゲット層に合わせた多様なアプローチができるのも魅力です。
費用感
Facebook広告の課金方式は、キャンペーンの目的によって異なり、主に「クリック課金」と「インプレッション課金」の2種類があります。
相場的には、月間10~30万円程度が目安です。
▼関連記事 Facebook広告の費用について
LINE広告
SNS広告でいえば、LINE広告もおすすめです。
国内9000万人以上のユーザーがおり、賃貸を探している学生から、物件購入を検討している富裕層まで幅広い層にアプローチできます。
また、広告以外と併せてLINE公式アカウントを運用するのも効果的。
内見予約の受付などはもちろん、トーク画面でのリッチメニューやカードタイプメッセージなど、視覚的に訴求力の高いクリエイティブを作成でき、物件の魅力を伝えやすいのもLINEの強みといえるでしょう。
費用感
LINE広告の費用形態は以下の3種類です。
- クリック課金(CPC課金)
- インプレッション課金(CPM課金)
- 友だち追加課金(CPF課金)
3つめの「友だち追加課金」では、広告を通じてアカウントの友だちが一人増えるごとに費用が発生します。
▼関連記事 LINE広告の費用について
不動産ポータルサイト
不動産ポータルサイトとは、物件の情報をまとめて提供しているサイトのこと。「スーモ」や「いい部屋ネット」などが代表的です。
こうしたサイトに自社の物件情報を掲載することで、直近で物件を探しているユーザーにアピールできます。
費用感
広告の掲載料金はポータルサイトごとに異なりますが、主に「掲載課金」「反響課金」という2種類の料金形態があります。
掲載課金の場合は、掲載する物件の数だけ費用が発生し、反響課金の場合は掲載自体無料ですが、問い合わせや内見予約などの反響があった場合に費用が発生する仕組みです。
Web広告のメリット
最後にWeb広告のメリット・デメリットを紹介します。まずはメリットから見ていきましょう。
- ニーズの高い層を狙ってアプローチ可能
- 広告費を比較的安価に抑えられる
- 配信効果を数値で確認できる
ニーズの高い層を狙ってアプローチ可能
多くのWeb広告には「ターゲティング」という機能があり、配信対象を特定のユーザー層に絞り込むことができます。
そのため、ニーズが高まっているユーザーのみを狙って効率的に情報を届けることが可能。
代表的なターゲティングには以下のようなものがあります。
- デモグラフィックターゲティング:属性情報(年齢・性別・職業など)で絞り込み
- 行動ターゲティング:オンライン上の行動履歴(Webサイトの訪問履歴・検索履歴・購入商品など)から興味や関心を推測
- コンテンツターゲティング:サイトのコンテンツ属性に関連した広告を配信
広告費を比較的安価に抑えられる
Web広告はテレビCMや新聞広告などの従来型の広告媒体に比べて、制作費用や配信費用が比較的安価であるため、あまり高額の予算をかけられない場合でも手軽に広告を出すことができます。
また、思うように効果が出なかった場合でも、すぐに配信を中止することができるため、無駄な費用をかけることもありません。
配信効果を数値で確認できる
Web広告は、配信した広告のクリック数やコンバージョン数などのデータを収集することができます。
そのため、配信効果を数値で確認することができるため、改善点を把握しやすく、より効果的な広告戦略を立てることが可能です。
Web広告のデメリット
一方、以下のようなデメリットもありますので注意しましょう。
- 競合が多い場合は高額になりやすい
- 運用には専門知識が必要なことも
競合が多い場合は高額になりやすい
オークション形式のWeb広告の場合、競合が多いほどクリック単価が高くなってしまいます。
また、競合に負けるとその分広告の露出回数が少なくなるため、思うような配信効果が得られなくなる恐れもあります。
運用には専門知識が必要なことも
本格的にWeb広告を運用するためには、専門的な知識や技術が必要。
例えば、広告のクリエイティブ制作や配信プラットフォームの設定、データ分析などに関する知識が必要です。
そのため、自社での運用はハードルが高い場合もあります。
弊社でもWeb広告の運用代行をおこなっていますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、不動産業界におすすめのWeb広告について解説しました。
WEB広告には、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などさまざまな種類があります。それぞれの特徴やメリットを理解して、自社に合ったWEB広告を選びましょう。
「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。
初めてでも間違えない!
Web広告媒体の選び方
集客にWeb広告が有効なことは、既に広く知られています。
でも、いざ自社で初めてWeb広告を活用しようと考えた時に、Web広告の仕組みが難しかったり、広告の種類が多くて選べなかったり、手軽に始められず困ることがあります。そこで本資料では初めての方が広告媒体を理解して選ぶための情報をシンプルにまとめてみました。
▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・広告費の仕組み
・広告媒体を使い分けるために知るべき3つの特徴とは?
・Web広告の王道!GoogleとYahoo!の広告
・人気が高まるSNS広告、LINE広告
・Web広告に関するよくある質問と回答
Web広告の活用法を間違えないように、媒体の選び方をチェックしてみてくださいね。