リスティング広告の種類と活用術!媒体選びのポイントとは?
更新日:2025年01月15日
実は複数の種類があるリスティング広告。
リスティング広告にはGoogle広告、Yahoo!広告、Microsoft広告(Bing広告)の3つの主要プラットフォームがあります。本記事では各媒体の特徴や配信メニューの違いを具体的な活用シーンと共にご紹介しますので、媒体選びの参考にしてみてくださいね。
>>リスティング広告の活用術を完全無料のAIに聞いてみる
リスティング広告とは?
リスティング広告とは、検索エンジンでユーザーが特定のキーワードを入力した際に検索結果ページの上部または下部に表示される広告のこと。弊社でもこれまでに多数のリスティング広告運用をご支援してきましたが、その効果は非常に高いものでした。
例えば、「リスティング広告 運用代行」というキーワードで検索すると、検索結果の上部にリスティング広告の運用代行サービスを提供する企業の広告が表示されますよね。
SEOと比べて上位表示させる難易度が高くなく、成果に直結しやすいユーザーの集客が見込めるのがリスティング広告の特徴です。
通常の広告と異なり、すでに興味や関心を持っている顕在層のユーザーを狙ってアプローチできるため、リスティング広告を上手く運用すると高い費用対効果が期待できるのです。
3種類のリスティング広告媒体
主要なリスティング広告媒体には「Google広告」「Yahoo!広告」「Microsoft広告」の3つがあります。それぞれに特徴があり、ターゲット層や予算に応じて使い分けることが重要。ここでは各媒体の特徴を詳しく見ていきましょう。
日本国内の検索エンジンシェア
Statcounter Global Statsのデータによると、日本国内ではGoogleが検索エンジンシェアの約80%を占め、次いでYahoo!、bingがそれぞれ9%前後となっています。
グローバルで見るとGoogleのシェアはもっと高くなりますが、日本ではYahoo!がインターネット黎明期から高い知名度を誇ること、bingは企業内のパソコンで使用するブラウザにEdgeを指定される環境もあって利用者が一定数いるものと考えられます。
つまり、リスティング広告で検索ユーザーへ広くリーチするには、Google広告を基本としつつもYahoo!広告やMicrosoft広告も無視できない存在と言えますね。
Google広告の検索広告
Google広告は世界最大の検索エンジンGoogleの広告プラットフォームです。日本国内でのシェアも約80%と圧倒的なため、リスティング広告を検討する上で外せない媒体ですね。
Google広告の特徴と強み
Google広告の強みはそのリーチの広さです。
また、豊富なターゲティング機能から配信条件を設定できる点やAIを活用した自動入札や最適化機能が充実している点も強みです。
Yahoo!広告やMicrosoft広告との違い
Google広告は、Yahoo!広告やMicrosoft広告と比較して配信オプションが豊富であり、動的検索広告(DSA)やスマートショッピングキャンペーンなどの広告形式を先行して導入してきました。ただし、多くの広告主がGoogle広告を主に利用しているため、競争が激化し、入札単価が高くなる場合があります。
Yahoo!広告の検索広告
Yahoo!広告は国内で2番目に多く利用されている検索エンジンのYahoo!へ広告を掲載できる検索連動型広告です。特に中高年ユーザーの利用が多く、BtoCビジネスでの活用も効果的です。
Yahoo!広告の特徴と強み
Yahoo!広告の強みは日本のユーザー特性に合わせた機能が充実している点です。
例えば、40代以上のユーザーが多く年齢層が高い傾向があり、不動産や金融商品などの高額商材の広告と相性が良いため、適切に活用すれば高い費用対効果が期待できます。また、Google広告と比べて入札単価が安定している点も魅力的。
Google広告やMicrosoft広告との違い
Yahoo!広告は日本市場に最適化された広告プラットフォームであり、他の広告媒体と比較して入札単価が安定する傾向があるため、コスト効率を重視したい場合にも適しています。
Microsoft広告(Bing広告)の検索広告
Microsoft広告はBingを使用する検索ユーザーへのリーチが可能な広告プラットフォーム。シェアはまだ大きくないものの、今後シェアを伸ばす可能性があり、特定のニーズに対して効果的なアプローチが可能です。
Microsoft広告の特徴と強み
Microsoft広告の強みはPCユーザーやビジネス向けサービスへの高いリーチ率です。特にビジネス層やIT関連の検索が多く、BtoBビジネスでの活用が効果的ですね。また、LinkedInとの連携によりBtoBマーケティングに適したターゲティングも可能です。比較的競合が少ないため、コストパフォーマンスの良い運用が可能です。
Google広告やYahoo!広告との違い
Bingのリスティング広告はビジネスユーザーへのアプローチに強みがあります。また、インポート機能を使用してGoogle広告の設定を簡単に移行できるため、運用の手間を最小限に抑えられるのも特徴ですね。
3種類のリスティング広告媒体から選定する際のポイント
効果的なリスティング広告運用のためには適切な媒体選択が重要です。ここからは媒体選定のポイントを見ていきましょう。
ターゲットに最適な広告の種類の見極め
リスティング広告に限らず、広告を配信する際はターゲット層の特性に合わせた媒体選択が重要です。
例えば、若年層向けの商材であればGoogle広告を中心に、シニア層向けの商材であればYahoo!広告を重視するなど、ターゲット層に最適な媒体選定によって効果を高めます。
例えば以下のような点に注目して媒体を選択してみましょう。
広告媒体 |
最適なターゲット層 |
Google広告 |
20-30代、デジタルネイティブ層 |
Yahoo!広告 |
40-50代、主婦層 |
Microsoft広告 |
ビジネスユーザー、IT関連従事者 |
予算に応じた3種類の媒体併用
予算規模に応じて効果的な媒体の組み合わせを検討することも重要です。
例えば、月額10万円や20万円といった少額予算であれば、まずはGoogle広告に集中投資し、予算を増やすタイミングで徐々にYahoo!広告やMicrosoft広告を追加していくという併用の仕方が効果的ですね。
>>リスティング広告の使い分けをAIに相談する
配信メニュー別に見るリスティング広告の種類
リスティング広告には様々な配信メニューが用意されています。それぞれの特徴を理解し、目的に応じて適切に選択しましょう。尚、ここでご紹介する配信メニューの正式名称は各媒体によって異なります。
検索連動型広告
検索連動型広告はリスティング広告の基本となる配信形式です。ユーザーの検索クエリに応じて広告を表示する仕組みで、以下のような種類があります。
レスポンシブ検索広告
レスポンシブ検索広告は複数の広告見出しとディスクリプションを組み合わせ、最適な広告文を自動生成する広告です。AIが効果的な組み合わせを学習しながら、パフォーマンスを最適化していきます。
動的検索広告
動的検索広告はWebサイトの内容を自動的にクロールし、関連性の高い検索キーワードに対して広告を表示する広告です。キーワードの網羅性を高めたい場合に特に効果的ですね。
ショッピング広告
ショッピング広告は商品の画像、価格、ストア名などを含む広告です。ECサイトの運営者にとって特に重要な広告メニューとなっていますね。商品フィードを活用することで、大量の商品情報を効率的に広告配信できる点が特徴的です。
Web広告の種類
Web広告にはリスティング広告以外にもディスプレイ広告やSNS広告など様々な種類があります。
それぞれの特性を理解し、キャンペーンの目的に応じて適切に組み合わせることが重要。例えば、認知拡大にはディスプレイ広告、成果の即効性を求めるならリスティング広告というように、使い分けることで効果を最大化できます。
費用対効果を高める上でリスティング広告は積極的に活用するべきWeb広告であることは間違いありませんが、様々な種類があるWeb広告の中でリスティング広告が最適なのか考えた上で、広告配信をおこないましょう。
リスティング広告の種類まとめ
本記事ではリスティング広告の種類について解説しました。Google広告、Yahoo!広告、Microsoft広告それぞれの特性を理解し、ターゲット層や予算に応じて適切に選択・組み合わせることが重要ですね。
ご紹介した3種類の広告媒体は弊社で全て取り扱い可能です。リスティング広告の運用をご検討される場合はぜひ一度こちらのお問い合わせフォームからお気軽にご相談下さい。GoogleやLINEヤフー認定代理店である弊社が状況をお伺いし、ご提案や配信シミュレーション、過去の配信事例などの情報提供もさせていただきます。
無料で相談し放題のGPTs
ソクラテス式Web広告
Web広告を始めようとしても分からないことが多くて悩みがち。
Web上にも広告の情報は多数ありますが、自社の状況に合った情報を見つけたり、施策の是非について議論したり、自分では気付けないWeb広告の新しい視点を与えてくれる人が身近にいれば助かりますよね。そんな時に役立つのがこのGPTs(ChatGPTのカスタムGPT)です。
▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・無料で使えるGPTsの公開URL
・なぜこのようなGPTsを開発して公開しているのか?
・3つの活用例をご紹介
・GPTsを活用するポイント
Web広告の施策を一緒に考える壁打ち相手としてぜひご活用ください。