アフィリエイト広告とは?Web担当者向けに仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説

更新日:2025年03月10日

第三者視点で商材をアピールできるアフィリエイト広告。

今回はそんなアフィリエイト広告について、アフィリエイト広告とは何か、広告の仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説します。

>>初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方が分かる資料はこちら

コンテンツ一覧

アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告とは、広告主と企業または個人のアフィリエイターが提携して行うWeb広告の一種。一般的には「成果報酬型」と呼ばれますが、クリック課金型やインプレッション課金型、固定報酬型などの形態もあります。

アフィリエイターのWebサイトやSNSに掲載された広告から自社の商品やサービスの購入や会員登録などの成果が生まれた時に報酬を支払う仕組みです。

アフィリエイト広告の特徴は成果に応じて広告費が発生する点。これは広告費が無駄になるリスクを回避しながら広告展開できるということです。Web担当者として予算に制約がある中でも効果的な宣伝方法を模索されている場合は魅力的な選択肢ですよね。

また、アフィリエイトは副業としても人気が高く、アフィリエイター目線で考えると、アフィリエイト広告とはインターネット広告の一種で広告主の商品やサービスをWebサイトやブログ、SNSなどで紹介し、その成果に応じて報酬を得る仕組みとも言えます。

アフィリエイト広告の仕組み

アフィリエイト広告を配信する際の流れは以下の通りです。

  1. ASPに広告を登録
  2. アフィリエイターが掲載する広告を選ぶ
  3. メディアに広告が掲載される
  4. ユーザーからのアクションに応じて費用が発生

アフィリエイト広告を始める場合、広告主はASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と呼ばれるプロバイダーに広告を登録します。

アフィリエイターは、ASPの提示する案件の中から自分のメディア(ブログやSNS、YouTubeなど)に適した商品やサービスを選び、広告掲載の申請をします。企業側の承認が降りれば、専用のリンク(アフィリエイトリンク)が発行され、アフィリエイターがそれを自分のメディアに設置するという流れ。

アフィリエイターへの報酬額や成果条件などは自社で設定できるため、いかにアフィリエイターが広告掲載したくなる条件を提示できるかが宣伝効果を高めるポイントになります。

 

一般的なアフィリエイト広告では、広告が掲載されるだけでは費用は発生しません

ユーザーがアフィリエイターのメディアを訪れ、そこから商品の購入や会員登録などのアクションを起こした場合に「成果」とみなされ、アフィリエイターに報酬が発生する仕組みです。この一連の流れをトラッキングするのもASPの役割の一つですね。

ASP(Affiliate Service Provider)とは

ASP(Affiliate Service Provider)とはアフィリエイトサービスプロバイダの略で、広告主とアフィリエイターを結ぶ仲介者のこと。複数の広告を取りまとめてアフィリエイトに紹介するという役割です。

ASPによって提携している媒体が異なりますので、必ず登録前に自社の広告とマッチする掲載先があるかどうかをチェックしましょう。

ちなみに、広告費もASPを通して広告主からアフィリエイターへ支払われます。

アフィリエイト広告の種類

アフィリエイト広告の掲載形式は3種類。それぞれどのように表示されるのか見てみましょう。

  1. テキスト広告
  2. ボタン広告
  3. バナー広告

1.テキスト広告

テキスト広告は、テキストリンクで表示されるタイプのアフィリエイト広告です。

本文を読む流れで自然にユーザーの目に触れさせることが可能

アフィリエイト広告ではありませんが、弊社のコラムページにも似た形式のテキストがあります。

▼テキスト広告のイメージ
アフィリエイト広告以外にも様々なWeb広告がありますので、「Web広告媒体の選び方をまとめた資料」も参考にしていただければ幸いです。

2.ボタン広告

ボタン広告はボタン形式で掲載されるタイプのアフィリエイト広告。

テキストに比べて目立ちやすく、クリックできることがユーザーに伝わりやすいメリットがあります。そのため、テキスト広告と比べて高いクリック率となる傾向があります。

CTAボタン

3.バナー広告

バナー広告は、画像を使った広告形式で、サイドバーやヘッダー、記事間など様々な場所に配置できます。バナー広告は目立ちやすいため、ブランドの認知度向上や印象付けに効果的。

テキストと画像を組み合わせることで視覚的なインパクトを与えられるのが特徴です。

アフィリエイト広告のメリット・デメリット

アフィリエイト広告は予算効率や効果測定の観点から、企業のマーケティング施策の一つとしても活用されています。ここからはアフィリエイト広告のメリットとデメリットを見ていきましょう。

アフィリエイト広告のメリット

アフィリエイト広告の主なメリットを3点ご紹介します。

  • 初期費用が比較的安い
  • 費用対効果が高め
  • 客観的にプロモーションしてもらえる

初期費用が比較的安い

アフィリエイト広告を始める際にかかるのはASPの契約金のみ

中には初期費用無料のASPもあり、他の広告と比べると広告費は安く抑えられるでしょう。

費用対効果が高い

一般的な成果報酬型アフィリエイト広告では、ユーザーからアクションを受けない限り費用が発生しません

お金だけ支払って全く成果につながらないということはほぼないので、運用型広告などと比べると費用対効果は高くなる傾向があると言えるでしょう。

客観的にプロモーションしてもらえる

広告主はASPに広告を登録するだけでプロモーション自体はアフィリエイターがおこないます。そのため、自社の人的コストや時間的コストはかかりません

また、第三者の視点から宣伝してもらえるというのも利点の一つです。他人のレビューや口コミなどを参考に商品を購入するという人が多いため、客観的な目線で商品やサービスを紹介してもらえるのは大きなメリットでしょう。

アフィリエイト広告のデメリット

アフィリエイト広告には多くのメリットがある一方で、いくつかの注意点やデメリットも存在します。以下のようなリスクが存在することも覚えておきましょう。

  • 掲載が確約されているわけではない
  • アフィリエイターによって効果が左右される

掲載が確約されているわけではない

ASPに登録されている広告からアフィリエイターが好きなものを選ぶという仕組みのため、登録さえすれば必ず広告を掲載してもらえるというわけではありません。

報酬が少ない、商材自体が魅力的でなく、訴求ポイントが少ないなど、アフィリエイターにとって魅力的でない広告は選ばれにくいでしょう。

アフィリエイターによって効果が左右される

どのアフィリエイターに広告を掲載してもらうかは自分で選ぶことができません。アフィリエイターによっては思うように効果が出ない場合もあります。

また、過剰に商品をアピールしたり、薬機法・景品表示法などに違反した訴求をおこなったりする悪質なアフィリエイターも中には存在します。商品をアピールするどころか逆にブランドイメージが傷つけられてしまうこともありますので、十分留意しておきましょう。

アフィリエイト広告の費用形態

アフィリエイト広告の費用形態は4種類あります。

これらの費用形態は「どのアクションが起こったときに課金が発生するか」が主な違いです。

  1. 成果報酬型
  2. クリック型
  3. インプレッション型
  4. 固定報酬型

1.成果報酬型

アフィリエイト広告の中で最も主流と言えるのが成果報酬型

広告経由でコンバージョン(商品の購入やお問い合わせといった、広告の最終目標)が発生した場合だけ費用が発生します。

成果報酬型はコンバージョンが発生しなければアフィリエイターへの広告費の支払いが発生しない点で、費用面のリスクを抑えた広告を展開できる点が魅力的。

これこそがアフィリエイト広告の醍醐味と言っても過言ではありません。

2.クリック型

広告をクリックされた回数に応じて費用が発生するタイプです。

こちらも成果報酬型と同じで、掲載されただけでは費用は発生しません。

この形態は、商品やサービスの認知度向上や自社サイトへの流入増加を目的とする場合に効果的。注意点としては、クリック数の不正(自己クリックなど)が発生する可能性があることやクリック後の行動までは保証されないという点があります。

3.インプレッション型

広告の表示回数に応じて費用が発生するタイプです。

一般的には、1000回ごとに◯◯円という形で料金が定められています。広告を見られただけで費用が発生するというハードルの低さがあるため、クリック型よりもさらに単価が安いのが特徴。

商品やサービスの認知を拡大したいときなどにおすすめです。ユーザーのクリックや購入などのアクションを必要とせず、表示されるだけでアフィリエイト報酬が発生するため、アフィリエイターにとっては取り組みやすい形態と言えます。

インプレッション型は広くリーチできるメリットがある一方で、表示されただけでは効果測定が難しく、実際の成果につながったかどうかの判断が難しい側面もあります。

4.固定報酬型

固定報酬型は掲載期間や掲載箇所に応じてあらかじめ決められた固定額を報酬として支払う形態です。他の形態と異なり、クリックや購入などの成果に関わらず、掲載そのものに対して広告費が発生します。

影響力の大きいメディアで多く採用されている方式で、商品・サービスのブランディングに適しています。

アフィリエイト広告を活用する際の注意点

アフィリエイト広告を効果的に活用するには、法的リスクや消費者保護の観点からいくつかの重要な注意点を押さえる必要があります。特に近年はアフィリエイト広告に関する規制が強化されており、これらを理解した上でアフィリエイト広告を適切に活用することが重要ですね。

違法にならないためのポイント

アフィリエイト広告で注意が必要な法的リスクの筆頭が「優良誤認」「有利誤認」と呼ばれる不当表示です。これらは景品表示法で禁止されており、商品・サービスについて実際よりも著しく優良または有利であると消費者に誤認させる表示を指します。

  • 優良誤認の例:「使用後すぐに効果が現れる」(実際には個人差がある場合)
  • 有利誤認の例:「業界最安値」(実際には他社より安いとは限らない場合)

対策としては、アフィリエイター向けに適切な商品情報と表現ガイドラインを提供し、定期的に記事内容をモニタリングすることが重要。

対応できないメディアではアフィリエイト不可とする判断が必要な場面もあります。

広告表記のルール

アフィリエイト広告では消費者が広告と認識できるよう適切な広告表記が必須です。

  1. 広告であることを明示する(「PR」「広告」など)
  2. 広告主名を明示する
  3. 報酬を受け取っていることを明示する
  4. 広告表記は消費者が容易に認識できる場所に配置する

広告表記が明確なサイトの方がユーザーからの信頼度が高く、広告主としてはブランド毀損の回避にもつながります。

アフィリエイト広告に関する法律・規制

アフィリエイト広告に関連する主な法律と規制についても理解しておきましょう。

景品表示法とアフィリエイト広告

景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)は、消費者に対する不当な表示を規制する法律です。アフィリエイトマーケティングに関する規制が強化され、広告主だけでなくアフィリエイターも表示主体として責任を負うことが明確化されました。

禁止されている主な不当表示は以下の通りです。

不当表示の種類 内容
優良誤認 商品・サービスの内容について、実際よりも著しく優良であると誤認させる表示
有利誤認 価格その他の取引条件について、実際よりも著しく有利であると誤認させる表示
不実証広告規制 客観的な根拠なく商品・サービスの優良性を示す表示

違反した場合、措置命令や課徴金納付命令などの行政処分の可能性がありますので、くれぐれもご注意くださいね。

ステマ規制

消費者庁は景品表示法においてステルスマーケティングを不当表示としています。ここでの主なポイントは以下の3点。

  1. 広告表記の明示(広告である旨、広告主名、経済的利益を受けている旨)
  2. 情報の正確性(客観的根拠に基づく表示、典型的な事例であることの確認)
  3. 広告主の責任(正確な情報提供、モニタリング、問題発見時の対応)

効果的な運用にはASPを通じてアフィリエイターにガイドラインを伝え、自社商品に関する正確な情報や推奨表現、NGワードをまとめた「アフィリエイターガイド」の作成・配布が効果的。定期的なウェビナーやオンライン説明会の開催もコンプライアンス意識向上に役立ちます。

アフィリエイト広告がおすすめの商材

アフィリエイト広告での宣伝が適しているのは、以下のような商材です。

  • 化粧品やエステなどの美容系
  • 健康食品系
  • カードローン、クレジットカードなどの金融系

 

美容系や健康食品系はサイト内で取り上げやすくユーザーの興味も引きやすいため、アフィリエイター人気が高い商材です。複数種類の商品を比較して紹介するという内容のサイトをよく見かけますよね。

また、金融系や人材件など、成功報酬が高いものもアフィリエイターに好まれやすいためアフィリエイト広告と相性が良いと言えます。

アフィリエイト広告まとめ

今回はアフィリエイト広告とは何か、メリット・デメリットや法対応についても解説しました。

アフィリエイト広告には注意すべき点もありますが、費用対効果も高く自社でプロモーションを行う手間も省ける便利な広告です。宣伝したい商材がアフィリエイト広告と相性が良いものであれば、ぜひ配信を検討してみてくださいね。

アフィリエイト広告以外にも様々なWeb広告がありますので、「Web広告媒体の選び方をまとめた資料」も参考にしていただければ幸いです。

初めてでも間違えない!

Web広告媒体の選び方

Web広告媒体の選び方

集客にWeb広告が有効なことは、既に広く知られています。

でも、いざ自社で初めてWeb広告を活用しようと考えた時に、Web広告の仕組みが難しかったり、広告の種類が多くて選べなかったり、手軽に始められず困ることがあります。そこで本資料では初めての方が広告媒体を理解して選ぶための情報をシンプルにまとめてみました。

▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・広告費の仕組み
・広告媒体を使い分けるために知るべき3つの特徴とは?
・Web広告の王道!GoogleとYahoo!の広告
・人気が高まるSNS広告、LINE広告
・Web広告に関するよくある質問と回答

Web広告の活用法を間違えないように、媒体の選び方をチェックしてみてくださいね。