BtoBで効果的に広告を配信するには?媒体選び、配信のポイントを解説
更新日:2022年08月29日
BtoB、つまり企業をターゲットとした広告の配信は、一般ユーザーに向けた配信とは異なる戦略をとる必要があります。
でも、自社にはどんな広告が合っているのかわからない……そんなふうにお悩みの方も多いのでは。
そこで今回は、BtoB企業の方向けにおすすめの広告や効果的な広告配信のポイントについて解説します。
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BtoBにおすすめの広告配信媒体
広告には様々な種類が存在しますが、その中でも特にBtoBに向いているものを紹介します。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
- 純広告
- 記事広告
- マス広告
リスティング広告
リスティング広告は、Googleなどの検索結果画面に表示される広告です。
検索キーワードに応じた内容の広告が表示されるという仕組みのため、積極的に情報収集を行っている企業にアプローチしやすいというメリットがあります。
▼関連記事 リスティング広告について
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とはWebサイトやアプリの広告枠に配信される、画像や動画を用いた広告のこと。
ターゲティングにより、自社の商材・サービスに興味がありそうな潜在ユーザーに届けるのが得意です。
ディスプレイ広告についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひ合わせてご覧ください。
また、ディスプレイ広告では一度自社サイトを訪れたユーザーを追跡して広告を配信する「リマーケティング」という手法も使うことができます。
こちらは検討期間が長い商材を取り扱っている企業におすすめです。
▼関連記事 リマーケティングについて
SNS広告
TwitterやFacebook、Instagram、TikTokといったSNSに配信できる広告です。
媒体によってユーザー層や配信フォーマットが大きく異なるのが特徴。
近年SNSで情報収集をする人が増えていることから、商材によっては高い効果が期待できます。
▼関連記事 SNS広告について
純広告
純広告とは、Webメディアなどの広告枠を事前に買い取って掲載する広告のこと。
ほかの運用型Web広告とは違い、広告費用は固定の金額です。
運用の手間がなく、契約中は広告の掲載が保証されるのが大きな利点。
運用型の広告と比べると費用は高額になりがちですが、企業としてブランディングを行いたい場合には効果的です。
▼関連記事 純広告について
記事広告
記事広告とは、Webメディアなどに通常の記事コンテンツと同じ形式で掲載する広告のこと。
タイアップ広告とも呼ばれ、純広告の一種でもあります。
メディアの知名度・影響力を借りて自社をアピールできるのが大きなメリット。
他にも、第三者の目線から自社を紹介してもらえる、広告ではなく読み物として読んでもらうことができるといった利点があります。
マス広告
マス広告とは、テレビやラジオ、新聞といったマスメディアに掲載される広告のこと。
昔ながらの広告で、認知の拡大・ブランディング効果が高いのが特徴です。
ただ、マスメディア自体から人が離れている傾向にあること、広告効果が計測しづらいことなどの弱点もあります。
BtoB向け広告の費用
気になる広告の費用ですが、これは配信媒体によって大きく異なります。
基本的にWeb広告は自分で予算を決めて配信を行うケースがほとんど。
競合他社の状況や配信範囲などを総合的に判断しつつ、無理のない範囲で設定しましょう。
費用相場については以下の記事を参考にしてみてください。
▼関連記事 Web広告の費用について
配信媒体の選び方
色々な広告種を紹介しましたが、どれを選べばいいのかはなかなか難しいですよね。
迷ったら以下のような基準で選ぶとよいでしょう。
- ターゲット層から選ぶ
- 商材・サービスから選ぶ
- 配信の目的から選ぶ
ターゲット層から選ぶ
まず、どういった層に向けて自社をアピールしたいかを検討しましょう。
属性、ニーズの大小などを目安にすれば媒体が選びやすくなります。
例えば、ニーズが高まっていて具体的に導入を検討している層を狙う場合はリスティング広告、サービスの存在は知らないが何か悩みがあって情報収集している層を狙うにはディスプレイ広告が向いているでしょう。
商材・サービスから選ぶ
商材やサービスの特徴から配信媒体を選ぶのもおすすめです。
例えば複雑な特徴を持った商品の場合は、情報量の多い動画広告や記事広告などでわかりやすく紹介するととっつきやすくなります。
また高額で検討に期間を要する商品の場合はリマーケティング広告で定期的にターゲットへアプローチして自社を印象付けるという方法が有効です。
配信の目的から選ぶ
問い合わせ・申し込みの獲得、認知拡大、潜在層へのアプローチなど、配信の目的によっても選ぶべき媒体は変わってきます。
媒体によって得意不得意があるため、目的に合ったターゲティング・配信フォーマットが利用できるものを選びましょう。
BtoB向け広告配信のポイント
最後にBtoB広告を配信する際のポイントを紹介します。
- 課題が解決できることを伝える
- 配信時間やデバイスを絞って配信する
- 運用が難しい場合は広告代理店に依頼
課題が解決できることを伝える
BtoBの場合は、そのサービスを導入するか否か、企業内で複数の人間が検討します。
また比較検討も個人の買い物より慎重に行われることが多いでしょう。
このように一般向けよりも購入までのハードルが高いため、「いかに問題を解決するか」をできるだけ詳しく、わかりやすく説明することが必要となります。
配信時間やデバイスを絞って配信する
プライベートでのWeb利用にアプローチする一般ユーザー向けの広告配信に対し、企業向けの広告配信では仕事中のユーザーをターゲットにします。
業種にもよりますが、就業中のユーザーを狙うには、配信時間帯を勤務時間、配信対象デバイスをPCにするのがおすすめです。
配信対象をできるだけ絞ることによって無駄な費用を抑えることができます。
運用が難しい場合は広告代理店に依頼
BtoB広告の運用には特殊な点も多く、ターゲティングなどの設定も一般向けの配信より複雑になりがち。
自社で配信するのが難しければ広告代理店に依頼するのもひとつの手です。
まとめ
今回はBtoB広告の配信について解説しました。
企業向けの広告配信には、一般向けとは異なるユーザー層や目的に合わせた媒体選び、BtoBに特化したターゲティングの設定が重要です。
弊社ではWeb広告の運用サポートを行っております。リスティング広告からSNS広告まで様々な媒体を取り扱っておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。
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