ECサイトの集客に適したWeb広告とは?各媒体の特徴やおすすめポイントを紹介
更新日:2022年11月02日
ECサイトを立ち上げたはいいものの、売上が伸びず悩んでいる……。
そんなふうにお悩みの方は多いのでは。
今回はECサイトの集客に適したWeb広告について解説します。
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ECサイトの集客に最適なWeb広告
Web広告には様々な種類が存在しますが、今回は、特にECサイトの集客に向いているものをピックアップして紹介していきます。
取り扱う商品によっても最適なものは異なりますので、この記事を参考に自社に合うものはどれか検討してみてください。
- Googleショッピング広告
- SNS広告
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- アフィリエイト広告
- リマーケティング広告
- メルマガ広告
Googleショッピング広告
特におすすめなのがこのGoogleショッピング広告。
ユーザーが商品名などでGoogle検索を行った際、検索結果画面の上部に表示される広告です。
同じ仕組みで表示される広告にリスティング(検索連動型)広告もありますが、ショッピング広告の表示枠はそれよりも上に設置されています。
商品画像だけでなく、価格も掲載できるのが特徴。
ショッピングと名前についている通り、特にECサイトの宣伝に特化した広告です。
おすすめポイント
- クリック前に商品情報がわかるため、確度の高いユーザーの流入が期待できる。
- リスティング広告と比べてクリック単価が安い傾向にある。
- 一度の検索で、自社のショッピング広告が複数個表示されることもある。
▼関連記事 Googleショッピング広告について
SNS広告
TwitterやFacebook、InstagramといったSNS内に配信する広告の総称です。
タイムラインやストーリーなど、各SNSごとに配信できる形式は異なり、メインのユーザー層も異なります。
自社に合ったSNSを選ぶことが大切です。
SNS広告の特徴は二次的な拡散が起こりうること。
広告の内容でバズる(=SNS上で話題になる)ことができれば、かけた広告費を大幅に上回る集客効果が期待できます。
また、昨今は買い物前の下調べとしてSNSで情報収集をおこなうユーザーも多いため、ECサイトの集客施策としても効果的です。
おすすめポイント
- ニーズはあるがGoogleでの検索ボリュームが小さい商品に適している。
- SNS上で話題になれば大きな費用対効果を生む。
- フォローや投稿の傾向から興味関心がありそうな人を詳細にターゲティング可能。
▼関連記事 SNS広告について
リスティング広告
検索したワードに応じた内容の広告が表示される仕組みで、検索連動型広告とも呼ばれます。
タイトル・説明文・URLによって構成されており、掲載できるのはテキストのみ。
(引用:Yahoo!広告でサイトへの集客アップ | Yahoo! JAPAN)
検索ワードに適したものが表示されるという特性上、既に何を買いたいか決まっているユーザーを狙うのに適した広告だといえます。
おすすめポイント
- 購入意欲が高いユーザーを集客できる。
- 検索結果の上部に表示されるため目立ちやすい。
▼関連記事 リスティング広告について
ディスプレイ広告
Webメディアやアプリに設置された広告枠に表示される広告。
画像や動画を使った情報量の多い形での訴求が可能で、バナー広告とも呼ばれます。
リスティング広告などと比べて広い範囲に配信される広告であるため認知拡大を目的とした施策に向いており、もともと自社を知らない、ニーズはあるが具体的な商品のイメージがない、といった潜在層ユーザーにアプローチできるという魅力もあります。
おすすめポイント
- 画像や動画を用いて商品の見た目を印象づけられる。
- 幅広く配信されるため認知拡大・潜在層へのアプローチに向いている。
▼関連記事 ディスプレイ広告について
アフィリエイト広告
アフィリエイターと呼ばれる媒体主が所有するサイトやブログ、SNSにバナーやリンクを掲載してもらうという形式の広告です。
自社が広告分などを設定して宣伝するのではなく、アフィリエイターに紹介を任せるのが特徴。
そのため、内容によってはサイトやブログ自体が炎上するというケースもあり注意が必要です。
おすすめポイント
- 外部からの目線でプロモーションしてもらえる。
- 成果報酬型の場合は費用対効果が高くなりやすい。
▼関連記事 アフィリエイト広告について
リマーケティング広告
リマーケティング広告とは、一度自社のサイトを訪れたことがある人に向けて配信できる広告のこと。
商品ページを見たけど買わなかった、他のサイトもみて比較検討している、といったユーザーに向けてアプローチできます。
おすすめポイント
- 高額商品など検討期間の長いユーザーに継続的アプローチができる。
- 必然的に興味関心の高いユーザーを狙うためコンバージョン率が高くなる。
▼関連記事 リマーケティング広告について
メルマガ広告
メルマガ広告とは、メールマガジンの広告枠に掲載できる広告のこと。
ターゲットとなる購読者が多いメルマガにテキスト広告や画像広告を載せることで、自社商材にマッチ下に向けてアプローチすることが可能です。
おすすめポイント
- 購読者を基準にメルマガを選ぶことで効率的に見込み顧客にアプローチできる
- 配信リストを自社で用意する必要がない
▼関連記事 メルマガ広告とは?
Web広告を利用するメリット
ここからはECサイトの集客にWeb広告を利用するメリットとデメリットを紹介していきます。
主なメリットは以下の通りです。
- 即効性が高い
- 潜在層にもアプローチできる
- 予算に応じた運用が可能
即効性が高い
Web広告は料金を支払うとすぐに配信を始めることができます。
他のマーケティング施策、例えばSEOなどはどうしても上位表示できるまでに時間がかかるため、長期的な計画を立てなければなりません。
また、上位表示できるという保証もなくリスクも高いのも懸念点です。
対してWeb広告は素早く確実にユーザーの目に付く場所に配信できるため、短期間での集客効果が期待できます。
潜在層にもアプローチできる
Web広告を利用すれば、ニーズはあるものの具体的な商品はイメージできていない「潜在層」にもアプローチ可能です。
商品名やサイト名で検索をおこなうほどニーズが高まっていないユーザーでも、属性や興味関心などによるターゲティングで広告を届けられる可能性があります。
先ほど紹介した中では、特にディスプレイ広告が潜在層へのアプローチに向いています。
▼関連記事 潜在層・顕在層について
予算に応じた運用が可能
大半のWeb広告は自分で予算を設定して配信するという形式。
そのため、無理のない範囲での配信が可能です。
また、状況に応じて予算の増額、減額など調整も都度おこなうことができます。
広告費の相場については以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひ合わせて参考にしてみてください。
▼関連記事 Web広告の費用について
Web広告を利用するデメリット
以下のようなデメリットもあります。
- 運用にコストがかかる
- 運用を停止すると集客も止まる
運用にコストがかかる
広告の運用には、広告費に加えターゲティングの調整などの手間もかかります。
代理店などに運用代行を依頼する場合も、自社の手間は減りますが、その分の手数料が広告費に上乗せされます。
広告の配信前に、あらかじめどれくらいの金銭的・人的コストがかかるのかを計算し、計画を立てるようにしましょう。
運用を停止すると集客も止まる
当然ですが、広告を止めるとその分のユーザーの流入は減ってしまいます。
それに加え、広告を配信している競合サイトにユーザーが流れ、さらに自社サイトへの顧客が減ってしまうこともあります。
Web広告での集客のみに依存せずに、並行してSEOなど別の施策も打ったり、広告からの流入ユーザーを育成したり、といった工夫が必要です。
Web広告の配信費用
気になる配信費用ですが、金額感や課金形態は媒体や配信フォーマットによって様々です。
こちらの記事ではWeb広告全般の費用形態・相場について紹介していますので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
まとめ
今回はECサイトの集客に適したWeb広告について解説しました。
ECサイトは作るだけでなく、その後の集客施策が大切です。
Web広告をうまく利用して、顧客・売上の増加を狙いましょう。
今回紹介した広告の中から商品やターゲットに合ったものを選んでみてください。
もし、選び方にお困りの場合は「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。
初めてでも間違えない!
Web広告媒体の選び方
集客にWeb広告が有効なことは、既に広く知られています。
でも、いざ自社で初めてWeb広告を活用しようと考えた時に、Web広告の仕組みが難しかったり、広告の種類が多くて選べなかったり、手軽に始められず困ることがあります。そこで本資料では初めての方が広告媒体を理解して選ぶための情報をシンプルにまとめてみました。
▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・広告費の仕組み
・広告媒体を使い分けるために知るべき3つの特徴とは?
・Web広告の王道!GoogleとYahoo!の広告
・人気が高まるSNS広告、LINE広告
・Web広告に関するよくある質問と回答
Web広告の活用法を間違えないように、媒体の選び方をチェックしてみてくださいね。