Instagram広告の出し方!配信までの流れとポイントを解説
更新日:2022年11月24日
若い世代を中心に、幅広くアプローチできるInstagram広告。
配信してみたいけど方法がわからない……という方も多いのでは。
そこで今回は、Instagram広告を配信するまでの手順・流れについて詳しく解説します。
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Instagram広告とは
Instagram広告とは、その名の通りInstagram内に配信できるSNS広告の一種。
Instagram自体がビジュアル重視のSNSであるため、広告も画像や動画などをメインにした、視覚的にユーザーに訴求できるフォーマットを豊富に用意されています。
Instagram広告の出し方・配信までの流れ
Instagram広告は、以下のような流れで配信をおこないます。
- Facebookビジネスマネージャの開設
- FacebookとInstagramのアカウントを連携
- 広告アカウントの作成
- 広告キャンペーンの作成
- 配信開始
1. Facebookビジネスマネージャの開設
Instagram広告はMeta社(旧Facebook社)によって提供されています。
そのため、まずはFacebookビジネスマネージャの開設が必要です。
アプリやFacebookページからでも広告出稿は可能ですが、管理のしやすいビジネスマネージャを利用することをおすすめします。
右上の「アカウントを作成」から開設
2. FacebookページとInstagramのアカウントを連携
次に、広告配信用のInstagramアカウントとFacebookページを連携しましょう。
連携にはInstagramをプロアカウントにしておく必要があります。
「設定」⇒「アカウント」から「プロアカウントに切り替える」を選択し、必要情報を入力してプロアカウントに切り替えてください。
できたらFacebookページの「ページ設定」もしくはInstagramの「設定」⇒「リンク済みのアカウント」から連携をおこないます。
3. 広告アカウントの作成
InstagramアカウントとFacebookページが連携できたら広告アカウントの作成を行います。
ビジネスマネージャの画面左側、「アカウント」⇒「広告アカウント」⇒「追加」⇒「広告アカウントの追加」の順にクリックし、広告アカウントIDを入力したら完了です。
広告アカウントIDは広告マネージャの「アカウント」から確認することができます。
4. 広告キャンペーンの作成
広告アカウントの作成後、広告キャンペーンの作成をおこないます。
キャンペーンとは広告を管理する一つの単位のこと。このキャンペーンごとに予算、配信地域などを設定可能です。
キャンペーンの目的を選択
まずはキャンペーンの目的を設定します。
以下の11の目的のうち一つを選んでください。
- ブランドの認知度アップ
- リーチ
- トラフィック
- エンゲージメント
- アプリのインストール
- 動画の再生回数のアップ
- リード獲得
- メッセージ
- コンバージョン
- カタログ販売
- 来店数の増加
予算・配信期間の設定
次に、予算と配信期間の設定です。
予算は「1日の予算」と配信期間内に使う全体の金額を指定する「通算予算」のどちらかを選んで設定できます。
一日に使う金額の上限を決めたい場合は、1日の予算を設定しておきましょう。
オーディエンスの設定
オーディエンス、つまり配信ターゲットの設定をおこないます。
年齢、性別、地域といった基本的な属性から、興味・関心、職業など詳細なターゲティングが可能です。
使えるターゲティングはInstagram広告とFacebook広告で共通。
詳しくは以下の記事で解説しています。
▼関連記事 Facebook広告のターゲティングについて
配信面の指定
オーディエンスの設定ができたら、配信面を選択しましょう。
Instagram内のどこに広告を表示させたいかをここで決定します。
どんな配信ができるかは以下の記事で詳しく解説しています。
▼関連記事 Instagram広告の配信フォーマットについて
クリエイティブの作成
広告として配信するクリエイティブを準備しましょう。
画像や動画といったメディアとそれに付随して表示されるテキストの2種類が必要です。
5. 配信開始
以上の手順が完了したら広告の配信を開始できます。
配信したいタイミングでスタートしましょう。
Instagram広告の費用
Instagramで広告を出すならいくら、と固定の費用が決まっているわけではありません。
ユーザーのアクションや閲覧が発生するごとに課金が発生し、事前に設定した予算から消化されていくという仕組みです。
Web広告の費用相場については以下の記事を参考にしてみてください。
▼関連記事 Instagram広告の費用について
Instagram広告 出し方のポイント
最後にInstagram広告を配信する際のポイントを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
- 広告ポリシーを必ず確認する
- 配信面・ターゲットに合わせたクリエイティブを作成する
- ターゲットは絞り込みすぎない
広告ポリシーを必ず確認する
広告を出す際には、必ずInstagramの広告ポリシーをチェックしておきましょう。
というのも、広告は配信前に内容を審査されるためです。
ポリシーに違反するコンテンツが含まれているなどの理由で審査落ちしてしまった場合、広告を配信することができません。
タイムロスが発生し、広告を出したいタイミングに間に合わないという事態が起こる可能性もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
配信面・ターゲットに合わせたクリエイティブを作成する
クリエイティブは配信面やターゲットに合わせて作成しましょう。
配信形式を活かしつつ、ターゲットのニーズに沿った画像、コピーを選ぶと効果的です。
また、クリエイティブは複数パターン用意しておくことをおすすめします。
ターゲットや訴求軸が複数ある場合はもちろん、複数のクリエイティブを同時に配信することによって、どういった広告が最適なのか、テストをおこなうことが可能です。
ターゲットは絞り込みすぎない
ターゲットははじめから絞り込みすぎないようにしましょう。
狭い範囲のみに配信しようとすると、リーチ数が減り、必然的に獲得できるコンバージョン数も少なくなってしまいます。
結果を見ながら、より成果に繋がりそうな層を狙っていくという方法がおすすめです。
まとめ
今回はInstagram広告の出し方について解説しました。
実際に配信される際はこの記事を参考にしながら、一つひとつ設定を行ってみてください。
自社で行うのが難しいという場合にはWeb広告運用会社に依頼するのも一つの手です。
弊社でもInstagram広告は取り扱っていますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
Instagram広告をはじめ、Web広告の媒体選びにお困りの場合は「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。
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