TikTok広告の配信に必要な費用は?広告の出し方や種類も紹介
更新日:2023年02月06日
若い世代を中心に高い人気を誇っているSNS、TikTok。
そんなTikTokに広告を出す場合、一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
この記事では、TikTok広告の種類とその費用、配信方法について詳しく解説します。
>>TikTokを含め最適な広告媒体の選び方をチェックする
TikTok広告の種類一覧
TikTok広告には以下のような種類があります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
- 運用型広告
- インフィード広告
- 起動画面広告
- TikTokオリジナル
運用型広告
運用型広告は配信期間や予算を自分で決めて運用できる広告。
他のTikTok広告とは違って最低出稿額が定められていないため、少額から配信を試すことも可能です。
配信面は後述のインフィード広告と同じ「おすすめフィード」で、予算に合わせた規模の配信がおこなわれます。
インフィード広告
インフィード広告の配信面はおすすめフィード。「オークション型」と「予約型」の2種類があります。
【公式】TikTok For Business(TikTok広告)の広告出稿方法、配信面、機能を解説 より
オークション型インフィード広告
オークション型とある通り、配信枠に対して複数の広告主が任意の額を入札し、勝ったものが表示される仕組みです。運用型広告とも呼ばれます。
動画が視聴されることやリーチを重視した「Brand Auction」と、トラフィック、CV獲得を目的とした「Performance Auction」の2つから選択可能です。
予約型インフィード広告(Reach&Frequency)
事前にリーチ(広告を視聴するユーザー数)とフリークエンシー(一人のユーザーが同じ広告を見る回数)を設定し、それに応じた規模の配信がおこなわれます。
オークション型と異なり、インプレッション単価(CPM)固定で配信が可能です。
おすすめフィードの最初の広告枠(フィード全体でいうと上から4番目)に表示できる「Top Feed」と、おすすめフィード内のあらゆる場所に表示される「Standard Feed」の2種類があります。
起動画面広告(TopView)
起動画面広告はTikTokの起動画面に表示される1日1社限定の広告。
アプリを開いた際に必ず目に入るため、認知拡大やブランディングには最適といえます。
フル画面で表示される縦型の形式で、静止画・動画のどちらも使用可能です。
TikTokオリジナル
以下のような、TikTokならではのプロモーションも可能。
高額ですが、他の広告メニューと併用することでさらなる効果が望めます。
- ハッシュタグチャレンジ(#Challenge)
- Branded Effect
ハッシュタグチャレンジ(#Challenge)
ハッシュタグチャレンジは、オリジナルのダンスや歌といったコンテンツとそれに付随するオリジナルのハッシュタグを打ち出し、ユーザーに投稿を促すという一般参加型のキャンペーンです。
内容によっては大きく拡散され、高い費用対効果を発揮することがあります。
ブランドエフェクト(Branded Effect)
ブランドエフェクトはARなどの高度な画像認識技術を使い、顔や背景を加工できるエフェクトのこと。
オリジナルのエフェクトを開発し、ユーザーに体験してもらうことができます。
商品トライアルや世界観の共有に利用でき、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の創出にも役立ちます。
▼関連記事 UGCとは?重視される理由とSNSマーケティングにおける活用法
TikTok広告の費用
ここからはそれぞれの配信面に広告を出す場合の費用を紹介します。
実際に配信する際の目安にしてみてください。
インフィード広告
オークション型の場合は自分で予算を決めて配信する形式です。
最低予算は42万円ですが、他のメニューよりは配信しやすい価格になっています。
予約型の場合も、前述の通り設定するリーチ・フリークエンシーから費用が決まるため、固定の金額はありません。相場はおよそ50万円ほど。
起動画面広告
起動画面広告はインプレッション課金型で、1000回表示されるごとに770円の課金が発生するという仕組みです。
目安としては500万円前後が相場でしょう。
TikTokオリジナル
ハッシュタグチャレンジには特に高額なメニューで、最低でも1000万円からとされています。
ブランドエフェクトは380万~です。
TikTok広告の出し方
TikTok広告を出すには2つの方法があります。
以下を参考に、自社に合う方を選んでみてください。
- TikTok運営に問い合わせる
- 広告代理店に依頼する
TikTok運営に問い合わせる
まず一つめが、直接TikTokに問い合わせる方法です。
公式サイトに問い合わせフォームがありますので、そこから広告を出稿したい旨を連絡しましょう。
TikTokに関する知見がもっとも深い公式からサポートを受けることができるのは大きなメリットです。
こちらの記事では、TikTok広告を運用する際のポイントも紹介しています。
実際に配信するときにはぜひ参考にしてみてください。
広告代理店に依頼する
もう一つはTikTok広告を取り扱っている代理店に依頼する方法です。
TikTok広告以外にも幅広い媒体で運用をおこなっていることが多く、そのノウハウを生かしたターゲティングやクリエイティブの作成を得意としています。
TikTokだけでなく他の媒体へも同時に広告を配信したい場合は代理店に依頼すると良いでしょう。
弊社でもTikTok広告の運用代行は可能ですので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
TikTok広告を個人で出すなら
TikTok広告を個人で出す場合は、手軽に利用できる「TikTokプロモート」がおすすめです。
面倒な準備を必要とせず、ターゲット、予算、期間を設定するだけで、自分の投稿を広告として配信することができます。
以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひ見てみてください。
▼関連記事 TikTokプロモートについて
まとめ
今回はTikTok広告について解説しました。
TikTokでは他のSNSと比べても個性的な広告を配信可能です。
若年層がターゲットの広告を配信したいというときはぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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