Yahoo広告の料金形態について解説!配信面やメリット・デメリットも紹介
更新日:2022年07月27日
Web広告でも特に有名な媒体のひとつ、「Yahoo広告」。
このYahoo広告を出すには一体どのくらいの料金がかかるのでしょうか。
この記事ではYahoo広告の費用形態に加え、配信面の種類からメリット・デメリットを紹介します。
また、代理店に依頼する場合の料金についても解説しますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
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Yahoo広告の料金
Yahoo広告の料金形態には、「運用型」と「予約型」の2つがあります。
実はWeb広告には固定の料金が設定されていないものが多く、自分で予算を設定してそれに応じた規模の配信をおこなうケースが多数。
こうした広告は「運用型」と呼ばれます。
運用型広告の料金は、配信カテゴリやターゲット、競合の状況によって大きく左右されるのです。
対して、予約型は金額や配信期間などがあらかじめ定められた広告のこと。
特定の配信枠を購入する配信方法で、運用型の広告と比べると高額になる傾向にあります。
Web広告全般の費用相場に関しては以下の記事を参考にしてみてください。
▼関連記事 Web広告の費用相場について
Yahoo広告の種類
Yahoo広告には大きくわけて「検索広告」「ディスプレイ広告」の2つがあります。
それぞれ特徴や料金形態について詳しく見ていきましょう。
Yahoo!検索広告(YSA)
Yahoo!検索広告はいわゆる「リスティング広告」で、Yahoo!JAPANの検索結果画面に配信できる広告です。
検索ワードに応じた内容の広告が表示されるため、ニーズが高まっている層に向けたアプローチに適しています。
▼関連記事 検索連動型広告について
課金方式
検索広告の課金方式はクリック課金型です。
ユーザーにクリックされたときに課金が発生しますが、逆にいえば何回表示されてもクリックされるまで費用はかかりません。
金額はオークションのように、同じキーワードで配信している競合の入札状況によって決まり、より入札価格が高い広告が上位に表示されます。
メリット
- コンバージョンに繋がりやすいユーザーに絞って配信できる
- 興味のないユーザーは広告をクリックしないため、無駄なコストが発生しにくい
- 成果が出るまでが比較的早い
デメリット
- 潜在層へのアプローチには向かない
- 人気の高いキーワードは単価が高騰してしまう場合がある
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)運用型
ディスプレイ広告とは、画像や動画を使用したWeb広告のこと。
ビジュアル面での訴求が可能です。
今回紹介するYahoo!ディスプレイ広告(YDA:旧YDN)には2種類あります。
まず紹介するのが「運用型」。
こちらは、Yahoo! JAPANのトップやYahoo!と提携しているWebサイトの広告枠に表示されるディスプレイ広告です。
下記のように豊富なフォーマットが用意されており、ターゲットや目的に合わせた広告配信が可能です。
- バナー広告 … 画像や動画をバナーとして表示
- レスポンシブ広告 … デバイス・掲載面に合わせた形式で表示
- 動的ディスプレイ広告 … 商品リストの情報を掲載面に合わせて動的に表示
- テキスト広告 … テキストやURLのみを表示
- 動画広告 … 動画に加え、説明文やサイトへの誘導ボタンを表示
課金方式
YDA(運用型)の課金方式は主にクリック課金とインプレッション課金です。
インプレッション課金とは、広告の表示(インプレッション)回数に応じて費用が決まる方式です。
通常、ユーザーの画面上に1000回広告が表示されるにつき〇円という形で課金が発生します。
メリット
- ニーズを自覚していない潜在層にもアプローチできる
- 視覚的要素を使って訴求できる
- 検索広告と比べて費用を安く抑えられる
デメリット
- 直接コンバージョンには繋がりにくい
- テキスト、画像など広告内の要素が多く効果分析がしづらい
Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)予約型
もう一つのディスプレイ広告が「予約型」です。
予約型広告とは、金額や出稿内容があらかじめ定められている広告のこと。
一般的なWeb広告よりも、新聞広告やテレビCMといった純広告に近く、ブランディングや認知拡大といった目的で使われます。
Yahoo!ブランドパネル広告
予約型YDAのなかでも特に有名なのがブランドパネル広告です。
Yahoo!JAPANのトップページに掲載されるため、多くのユーザーの目に触れさせることができます。
ブランドパネル広告枠の一例
課金方式
課金方式はインプレッション保証型・期間保証型の2種類。
設定したインプレッション数の達成、期間の満了まで広告掲載が保証される仕組みです。
費用は指定するインプレッションの回数や期間によって変動し、20万円で配信できるものもあれば、2000万円以上かかるものもあります。
メリット
- 広告掲載が確約される
- 特別な演出やデザインによってカスタマイズできる
- ターゲティングの精度が高い
デメリット
- 費用が他の広告とくらべて高額になりがち
- 掲載中に広告内容を変更できない
代理店に依頼する場合の料金
自社で配信することが難しい場合は代理店に配信を依頼するのもひとつの手。
プロの手による運用で効果を上げやすい反面、広告費以外に運用手数料がかかります。
手数料の相場は、広告費のおよそ15~30%ほどです。
自社でおこなうか代理店に依頼するか迷ったときは、上記のようなメリットとデメリットを吟味してどちらがよいか検討してみてください。
代理店に依頼するメリット・デメリット
メリット
- 広告媒体社から最新のデータ共有を受けており、ノウハウが豊富
- 複合的なプロモーションの相談がしやすい
- 社内の手間を削減できる
デメリット
- 運用手数料が余分にかかる
- 打ち合わせや連絡などのコストがかかる
- 社内にノウハウが貯まらない
代理店に依頼するメリットは、なんといってもノウハウを豊富に保有していること。
費用は手数料分上乗せされてはしまいますが、プロによる費用対効果の高い運用が期待できます。
デメリットとしては「打ち合わせや連絡が面倒なこと」や「自社に知識や経験が蓄積されづらいこと」などが挙げられるでしょう。
しかし、こまめに打ち合わせをして情報交換をおこなうことで、自分でノウハウを身につけることにも広告の効果を高めることにもつながります。
代理店に依頼する場合は密にやり取りすることが大切です。
まとめ
今回はYahoo!広告の料金や特徴について解説しました。
Web広告の配信は、商材の特性やターゲットユーザー、予算を踏まえ、最適な配信方法を選ぶことが大切です。
もしYahoo広告が合っていそうな場合は、この記事を参考に、配信プランを検討してみてください。
Yahoo広告をはじめ、Web広告の媒体選びにお困りの場合は「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。
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Web広告の活用法を間違えないように、媒体の選び方をチェックしてみてくださいね。