Twitter広告の配信にかかる費用について解説!配信の手順も紹介

更新日:2022年10月11日

代表的なSNS広告のひとつ、「Twitter広告」。
自社でも配信してみたいけど、どれくらいの費用がかかるのかわからず、なかなか踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、Twitter広告の配信にかかる費用や配信手順について詳しく解説します。

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Twitter広告の基本

Twitter広告はタイムラインや検索画面、トレンドやプロフィール画面など、Twitter上のさまざまな場所に配信できる広告です。
膨大なユーザーデータを利用したターゲティングが可能で、自社の商品・サービスに興味関心が高いユーザーを狙った広告配信をおこなうことができます。
また、RT(リツイート)という機能があり、比較的情報の拡散が起こりやすいことも大きな強み。

Twitterメインのユーザー層は10~30代の若年層ですが、それ以上の年代も多く利用しているため、幅広いユーザーへの訴求に役立つでしょう。

Twitter広告の種類

Twitter広告には以下のような配信フォーマットが存在します。

  • プロモ広告
  • フォロワー獲得広告
  • Twitterテイクオーバー
  • Twitterライブ
  • Twitter Amplify

それぞれの特徴は以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

▼関連記事 Twitter広告の種類について

Twitter広告の費用

それではさっそくTwitter広告の費用について解説していきます。
配信を検討する際の参考にしてみてください。

Twitter広告の課金方式

Twitter広告の中にもフォーマットによって課金方式が異なります。
それぞれの特徴と費用相場をみていきましょう。

  • クリック課金型
  • インプレッション課金型
  • 動画視聴課金型
  • アプリインストール課金型
  • エンゲージメント課金型
  • フォロー課金型

クリック課金型

クリック課金型は、広告がクリックされたときに課金が発生する方式です。

費用相場

1クリックあたり24~200円ほど。

インプレッション課金型

インプレッション課金型の場合は、広告が表示された回数に応じて費用が決まります。
課金は1000回表示ごとに〇〇円という形です。

費用相場

インプレッション1000件あたり400~650円ほど。

動画視聴課金型

動画視聴課金型は、広告の動画が見られた際に課金が発生する方式です。
画面内に動画の50%が表示された状態で2秒以上の再生、全画面表示、再生完了など、事前に設定したタイミングで再生1回としてカウントされます。

費用相場

再生1件あたり5~20円ほど。

アプリインストール課金型

広告経由でのアプリインストール、アプリ起動が発生するごとに料金がかかる課金形態です。

費用相場

インストール1件あたり100~250円ほど。

エンゲージメント課金型

エンゲージメントとは、RT、いいねなど、Twitterにおけるユーザーのアクションを指す言葉です。
エンゲージメント課金型では、広告に対してこれらのアクションが起こるごとに費用が発生します。

費用相場

エンゲージメント1件あたり40~100円ほど。

フォロー課金型

フォロー課金型は、広告経由でのフォローに対して課金が発生する方式。
エンゲージメント課金と似ています。

費用相場

フォロー1件あたり40~100円ほど。

▼関連記事 Web広告の費用相場について

全体の費用目安

課金方式ごとの費用相場は上で紹介した通りですが、全体的にはどれくらいかけるとよいのでしょうか。

商材や目的にもよりますが、目安としてはひと月あたり10~30万円ほどをおすすめします。
最低限広告を配信したい場合は10万円、継続的にクリエイティブの改善・効果検証などをおこなっていきたい場合は30万円~と考えておくと良いでしょう。

Twitter広告の入札方式

Twitter広告の入札(その広告にいくら支払うかの設定)方式には3種類あります。
ひとつずつ特徴を見ていきましょう。

  • 自動入札
  • 上限入札単価
  • 目標入札単価

自動入札

自動入札は、その名の通り自動で入札金額が決定される方式のこと。
機械学習によって予算内で最大の効果が得られるように入札額が調整されます。

上限入札単価

上限入札単価はユーザーのアクション(クリックやRTなど)ごとに入札学の上限を設定できる方式です。
自動入札とは異なり、自分で細かく入札単価を決めていく必要があります。

目標入札単価

目標入札単価も上限入札単価と同様に自分でアクションごとの入札額を設定します。
こちらは「上限」ではなく「目標」であるため、あくまでこの数値を目安として入札がおこなわれるという仕組みです。

Twitter広告の配信手順

ここからはTwitter広告の配信手順を簡単に紹介していきます。

  1. 広告用のツイートを投稿する
  2. 広告配信目的を選ぶ
  3. 配信期間・予算を設定する
  4. ターゲットを設定する
  5. 支払い方法を設定する
  6. 広告配信開始

広告用のツイートを投稿する

まずは広告用のツイートを投稿しましょう。
初回は配信設定時に文章や画像・動画を指定するのではなく、あらかじめ投稿されたツイートを広告として配信する形です。

2回目以降は広告配信の設定時にツイートを新規作成できるようになります。

広告キャンペーンを選ぶ

ツイートが用意できたら、配信目的に合わせた広告キャンペーンを選びましょう。
どの数値を伸ばしたいか検討し、以下の中から最適なものを選択してください。

  • アプリインストール数
  • フォロワー
  • ツイートのエンゲージメント
  • プロモビデオ再生数
  • ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン
  • アプリの起動回数
  • インストリーム動画再生数
  • ブランド認知度の向上

配信期間・予算を設定する

次は配信期間と予算の設定です。
配信の開始日時と終了日時、1日あたりにかける予算、総予算(任意)などを設定していきます。

また、ここでは入札戦略も指定することが可能です。
特別な事情がない場合は自動入札にしておくとよいでしょう。

ターゲットを設定する

ここからはどんなユーザーに向けて広告配信したいか、「ターゲティング」を設定します。
Twitterで利用可能なターゲティングは以下の通りです。

  • オーディエンスの特性
  • 興味関心及びフォロワーが似ているアカウントのターゲティング
  • カスタムオーディエンス
  • オーディエンスタイプ

詳しくはこちらの記事で解説していますので、合わせて参考にしてみてください。

▼関連記事 Twitter広告のターゲティングについて

支払い方法を設定する

最後に支払い方法の設定をします。(初回のみ)
自社で行う場合、使用できるのはクレジットカードのみ。

カード情報、請求先情報を入力すればすべての広告設定が完了となります。

広告配信開始

設定が完了したら「広告キャンペーンの確認」から最終確認をおこない、広告を開始しましょう。

手軽なクイックプロモート

もっと手軽にTwitter広告を配信したい場合には、「クイックプロモート」があります。
これは簡単な手順を踏むだけで、即座に広告を開始できるサービスです。

手順は、広告として配信したいツイートの右下にある三本線のマークをタップ⇒「ツイートを広告に使う」をタップ⇒ターゲティングと予算を設定するのみ。

細かい配信設定をおこなうことはできませんが、これだけで手軽に広告を始めることができます。

定額制のオートプロモート

Twitter広告には「オートプロモート」という機能もあります。
これは月額9800円という固定の費用を支払うことで、継続的に広告を配信できるサービスです。

面倒な運用や予算の調整がないため、初心者でも簡単にプロモーションがおこなえるのが最大の魅力。

広告文やクリエイティブなどの入稿が必要なく、配信されるのはその日の「最初の10ツイート」です。
意図しないツイートが広告として他のユーザーの目に触れる恐れもありますので注意しましょう。
また、細かいターゲティングはできません。

※現在新規の受付は停止しています。

代理店に依頼する場合

自社での配信が難しい場合は、広告代理店に依頼するのがおすすめです。
最後に代理店に配信を依頼する際のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

  • 高水準の知識・ノウハウによる運用で費用対効果が高い
  • 運用の手間がかからないため人的コストの削減になる
  • 他の媒体への広告配信も同時に相談できる

代理店に依頼する最大のメリットは、何と言っても運用の質が高いところです。
広告に関する知識・ノウハウはもちろん、流行なども把握しているため、商品やサービス、配信時期に合わせて適切なプロモーションをおこなってくれます。

また、代理店ならWeb広告全般を取り扱っているため、InstagramやFacebookなどのSNS広告から、Google、Yahoo!、YouTubeなど幅広く対応をお願いすることが可能です。

デメリット

  • 広告費に運用代行費が上乗せされる
  • 自社や業界に対する知識が乏しいと効果的な広告が作れない
  • 社内に広告のノウハウが蓄積されない

デメリットとしては、主に上記のような点が挙げられます。

代理店に広告配信を依頼する際には、通常の広告費に加えて「運用代行費」が必要です。
また、アカウントの設定費などが初期費用として発生することもあります。
一見割高には思えますが、自社で配信するよりも費用対効果が優れていることがほとんどです。

また、下の2点は打ち合わせをしっかりとおこなうことでカバーできるでしょう。
代理店と密にやり取りをおこない、情報交換することが大切なのです。

まとめ

今回はTwitter広告の費用について解説しました。
この記事を参考に、Twitter広告の配信を検討していただければ幸いです。

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