成果を出せる広告バナーとは?デザインのポイントとコツを紹介
更新日:2022年09月28日
ディスプレイ広告やSNS広告を配信するのに必要な「バナー」。
どんなものを用意すればいいのかわからない……という方は多いのではないでしょうか。
今回は成果を出すためのバナーデザインのポイントについて解説します。
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効果的なバナー広告制作のコツ
成果の出せる広告バナーを作るにはコツがあります。
以下のポイントをひとつずつ見ていきましょう。
- 文字の可読性を上げる
- なくてもいい情報は省略する
- 視線の動きに沿って配置する
- 余白をうまく活用する
- 関連性の高い情報をグルーピングする
- 要素を整列する
- 色の心理効果で印象付ける
- キャッチコピー・CTAで誘導する
文字の可読性を上げる
Web広告をじっくりと見る人はそういません。一瞬でユーザーに情報が伝わることが大切です。
そのためにも、広告内の文字は読みやすくなるように工夫しましょう。
可読性を上げるコツはいくつかあります。特に以下の点に気をつけてみてください。
- ドロップシャドウをつける
- 文字の後ろに背景色をつける
- 文字を縁取る
- 文字のウェイトを太くする
なくてもいい情報は省略する
広告の中ですべてを説明する必要はありません。
詳細な情報は広告をクリックした先のページで読んでもらうという形が基本です。
広告に載せる情報は特にユーザーに伝えたいポイント(値引き率、キャンペーンなどの期間など)のみに絞り、必要のない要素は省略するようにしましょう。
バナー内の情報にはメリハリをつけるのが大切。
省略せずとも、訴求ポイント以外の情報は小さく記載するといった方法も効果的です。
余白をうまく活用する
意図的に何も配置しない場所を作るのもバナーデザインのコツの一つです。
余白には、情報を強調する効果や情報の読みやすさを高める効果があります。
特に高級感やシンプルなイメージをアピールしたい場合に効果的。
また、上でも説明した不必要な情報を省略することにも繋がります。
視線の動きに沿って配置する
情報はユーザーの視線に沿って配置すると効果的。
基本的に、ユーザーの視線は左上から右下に向かって移動します。
そのため、重要度の高いものはバナーの左上に配置し、その他は重要度の高い順に右上⇒左下⇒右下の順に配置していきましょう。
関連性の高い情報をグルーピングする
関連性の高い情報同士はひとかたまりにして配置しておきましょう。
これはグルーピングと呼ばれ、関連する情報同士は近くに、関連の薄い情報を遠くに配置することで視覚的に情報を整理しやすくなるというテクニックです。
バナーが小さくスペースがあまりないときは、線を引いたり枠で囲んだりするのも効果的です。
要素を整列する
どうしても広告内に掲載する情報が多くなってしまうときは、要素を整列しましょう。
文章や図形を左揃え・右揃えなどで整理すると、情報が多くてもすっきりとした見た目になります。
透明のガイドラインに沿って配置するイメージです。
色の心理効果で印象付ける
デザインにおいて色は非常に大きな役割を持っています。
広告の目的によって最適な配色も異なりますので、
色によって与えられる心理的なイメージは、一般的に以下の通りです。
白 |
清潔、純粋、シンプル |
黒 |
重厚、高級感、男性的 |
赤 |
刺激、情熱的、力強さ |
青 |
誠実、冷静、爽やか |
黃 |
明るさ、軽快、注意 |
緑 |
自然、穏やか、健康 |
紫 |
優雅、上品、神秘 |
CTAで誘導する
「CTA」によってクリック率をアップすることができます。
CTA(Call to Action)とは「お問い合わせはこちら」「詳しくはこちら」のような、ユーザーの行動を促進するためのボタンなどのこと。
CTAに記載するフレーズは「今すぐ登録する」「資料請求する」等、具体的なものにしておくと、ユーザーがその後の行動をイメージしやすくなるためクリック率がより高くなる傾向にあります。
デザインをおこなう前に意識すべきポイント
ここからは、「デザインに取りかかる前」に意識すべきポイントです。
以下の3点を整理した上でデザインすることをおすすめします。
- 広告の目的を明確にする
- 配信ターゲットを明確にする
- ラフを作って全体をイメージする
広告の目的を明確にする
広告の目的は「認知拡大」「コンバージョンの獲得」「ブランディング」など様々ですが、それによって最適なデザインが異なります。
目的から逆算することで作るべきバナーの方向性が自ずと定まるため、まずは広告を配信するのはなぜか、目的を明確にしておきましょう。
配信ターゲットを明確にする
配信ターゲットについても考えておく必要があります。
ターゲットの性別・年齢などによっても好まれやすいデザイン・配色は変わってくるため、広告の目的と一緒に検討しておくことをおすすめします。
ラフを作って全体をイメージする
いきなりデザインに取り掛かるのではなく、まず「ラフ」を作って全体をイメージしましょう。
メモ書き程度でも全体像や必要な要素を視覚化しておくと、その後の作業がスムーズに進見やすくなるためおすすめです。
バナーデザインの参考になるサイト
デザインに困ったら、改めてバナーとはどういうものかを振り返った上で、以下のようなバナーデザインのサンプルが豊富なサイトを参考にしてみてください。
- バナーデザインアーカイブ
- Facebook広告ライブラリ
- Pinterest
バナーデザインアーカイブ
バナーデザインアーカイブには2000点以上の広告バナーが掲載されています。
業種・カラー・サイズでの絞り込み検索が可能です。
バナーデザインアーカイブ
Facebook広告ライブラリ
Meta(旧Facebook)社が運営しているアーカイブサイトです。
Facebook広告・Instagram広告に限られますが、現在配信中のバナーを閲覧することができます。
Facebook広告ライブラリ
Pinterest
Pinterestは画像共有に特化したSNSです。
「バナー」「広告クリエイティブ」などのワードで検索すれば、参考になる他社のバナー広告を多数閲覧することができます。
Pinterest
まとめ
今回はバナー広告におけるデザインのポイントについて解説しました。
ぜひこの記事を参考にバナーデザインをしてみてください。
バナーの作り方はわかったけどどの媒体に配信すればいいか迷っている……という方は「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」も参考にしてみてくださいね。
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