はじめてのWeb広告。失敗しないための基礎知識
更新日:2022年02月21日
Web広告とは
Web広告に興味がある!でも、結局Web広告ってどういうものかよくわからない。
そういう方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Web広告とはどういうものなのか簡単にご紹介したいと思います。
Web広告とは、Web上のサイトやメール、動画サイト、スマホのアプリ、SNSなどに掲載される広告のことです。
文字だけの広告もあれば、画像の広告や動画広告など、今ではWeb上のいろんなところで見ることができます。
Web広告って何がすごいの?
購入やお問い合わせなど、ユーザーの次の行動につながりやすい
Web広告をクリックしてもらうことで、ユーザーをサイトに誘導することが可能なため、そのまま商品の購入やお問い合わせなど次の行動につながりやすいです。テレビや新聞広告などの4マス広告は広告配信後、ユーザーが行動を移すのに時間がかかるのに対し、大きなメリットといえますね。
市場の成長率がすさまじい
※参照:電通イージス調査
2018年世界の広告市場では、Web広告はテレビ広告を追い抜きトップに立ちました。日本ではまだテレビ広告の方が市場は大きいですが、新聞や雑誌広告は既に追い抜き、2位の市場へ成長しています。世界の広告市場から見ても、日本においてもテレビ広告を抜きトップに立つ日はそう遅くはないと予想されます。
Web広告を配信したことでどのくらい集客効果があったのかがわかる
Web広告は4マス広告と異なり、広告が何回表示されたのか、何回クリックされたのか、その広告経由で何人のユーザーが商品を購入したりお問い合わせをしたりしたのかということをシステム上で確認できます。広告の効果をはっきり認識できるのです。
細かいターゲティングができる
テレビ広告では時間帯や番組の種類、配信エリアを設定して広告を配信することは可能です。
しかしWeb広告なら、配信する媒体によって配信する時間帯やエリアの設定だけではなく、具体的な年齢や性別、ユーザーの興味や趣味・嗜好でターゲティングを細かく設定することが可能です。狙ったターゲットに配信できるのはWeb広告の持つ大きな魅力といえます。
Web広告の種類
Web広告の種類について、どのくらいあるのかといったご質問をいただくことがありますが、配信できるWeb広告の媒体は毎年増えており、具体的な数をお答えするのはなかなか難しい状況です。
しかし、Web広告を配信できる媒体が増えている分、自社の商品にピッタリはまる広告を見つけやすくなっているのも事実です。
今回は、数多くのWeb広告の中から6種類ご紹介いたします。
検索連動型広告(リスティング広告)
検索連動型広告(リスティング広告)とは、その名の通り検索した結果に連動して配信される広告のことで、GoogleやYahooといった検索エンジンの上部または下部に表示されます。
例えば、福岡市で新生活を始めるため、賃貸を借りたいと考えているユーザーがいるとします。そのユーザーが「福岡市 賃貸」と検索すると、その検索結果に関連した広告を配信できます。
広告文は、キーワードや狙ったターゲットによって配信を分けることが可能であるため、キーワードやターゲットに合った広告文を作成できます。
SNS広告
Facebookやインスタグラム、TwitterやLINEといったSNSに配信できる広告のことです。
SNSはユーザーのプロフィールや登録した際の情報、タイムライン等から趣味・嗜好を分析し、データとしています。
それらのデータからターゲットとなるユーザーを絞り広告を配信できるため、ターゲットを絞って画像や動画広告を配信したいと考えている企業様におすすめの広告といえます。
純広告
Webを使われている方なら一度は目にしたことがある広告なのではないかと思います。
上記のYahooJapanのようにトップページの右枠のように、特定のページの広告掲載枠に表示させることができる広告のことをいいます。
YahooJapan以外にもニコニコ動画や日本経済新聞などの主要メディアにも純広告はあります。
YDN(Yahooディスプレイアドネットワーク)やGDN(Googleディスプレイネットワーク)と同じものだと思われていることもありますが、YDNやGDNなどのアドネットワークは複数のメディアに掲載されるのに対し、純広告は特定のページにのみ配信することが可能です。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、成果報酬型広告のことをいいます。
例えばユーザーが広告をクリックして、商品の購入や会員登録をしたとします。その時はじめて広告主はアフィリエイターと呼ばれる自分が運営しているサイトやブログなどに広告を配信してくれた広告配信者に商品の売り上げの数%~数十%、または数百円~数千円といった自社で定めた金額を支払うことになります。
ユーザーが商品の購入や会員登録などのアクションを起こさない限り費用が発生しないため、アフィリエイト広告を活用している企業は数多くあります。
動画広告
Youtubeで動画を見る際に、動画の始めや途中に表示される動画広告がイメージしやすいと思います。Web上のサイト等に映像や音声を絡めた動画で訴求できるテレビのCM広告に近いものが動画広告です。
ユーザーの趣味・嗜好、年齢等のターゲティングをすることはもちろん、クリックをさせることなく広告の動画を再生させることができる点が最大の魅力であるといえます。
さらに近年、スマホの普及によりYoutubeやAbemaTVのように、Webで動画や番組を視聴するユーザーが多くなったことから、動画広告は爆発的に成長しており、注目の広告といえます。
アドネットワーク広告/DSP広告
複数のWebサイトに対して広告を配信できるサービスのことです。
年齢や性別のターゲティングはもちろん、どんな系統のサイトに配信するか絞り込むことが可能です。
主なサービスとしては「マイクロアド」や「ADJUST」、「マーケットワン」といったものがあります。
まとめ
いかがでしょうか。Web広告は市場の成長性や細かいターゲットの絞り込みができるなどメリットが多く、また少額から配信できる広告もありますので、これから広告を打ってみたいという企業様には非常におすすめのものだといえます。
しかし、今も次々と新しいWeb広告の媒体や種類・仕組みが開発されており、自社の商品に合ったターゲティング、広告選びをしないと無駄に費用を使ってしまうだけということに陥る可能性があります。
数多くあるWeb広告ですが、ひとつひとつ特徴を理解して、最適な広告手法を選ぶことが大切です。
もし、Web広告を配信したいけど、どの媒体で配信したらいいかわからない・不安だということがございましたら、弊社にお気軽にご相談ください。担当が貴社に最適な広告媒体を無料で選定させていただきます。