Instagramストーリーズ広告を解説!メリット・デメリットと配信のポイント
更新日:2022年11月02日
ユーザーの動きを阻害せず、自然な流れで見てもらえる「Instagramのストーリーズ広告」。
今回はそんなストーリーズ広告のメリット・デメリット、配信のポイントについて解説します。
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Instagramストーリーズ広告とは
Instagramには投稿から24時間で消えるストーリーという投稿機能があります。
画面上部の表示欄が設置されており、1タップで投稿を切り替えながら手軽に閲覧できるのが特徴です。
そこに配信できるのがストーリーズ広告です。
上記のような特徴の配信面に表示されるため、ユーザーの閲覧を阻害せず、ストレスのない形で広告を見てもらうことができます。
クリエイティブ
ストーリーズで使用できるクリエイティブは、動画(mp4またはmov)と画像(jpgまたはpng)。
画面全体を使う縦長の形式で、動画の場合は最大120秒、画像の場合はデフォルトで5秒間表示されます。
ファイルサイズの制限は動画が4GB、画像が30MBです。
ストーリーズ広告のメリット
ここからはストーリーズ広告のメリットを紹介します。
- フルスクリーンで訴求できる
- ユーザーに不快感を与えにくい
- CTAボタンでユーザーを誘導できる
フルスクリーンで訴求できる
ストーリーズは全画面に縦長の画像や動画が表示されるフォーマット。
それを生かして、没入感・インパクトのある訴求が可能です。
ユーザーに不快感を与えにくい
ストーリーズ広告は、ユーザーへ不快感を与えにくいのも利点です。
見たくないものはワンタップで飛ばせるため、YouTubeなどの一定時間視聴しなければスキップできない広告と違い、ユーザーの閲覧を阻害しません。
CTAボタンでユーザーを誘導できる
ストーリーズ広告の中にはCTAボタンを設置することができます。
CTAとは、コールトゥアクション、つまりユーザーの行動を促す要素のこと。
「もっと見る」「今すぐ登録」と言った文言を記載したボタンを載せることで、クリック率・コンバージョン率の向上を見込めます。
ストーリーズ広告のデメリット
一方、デメリットもあります。以下の点には注意しましょう。
拡散力は劣る
Instagramという媒体の特性上、拡散にはあまり期待できません。
TwitterのRTのように手軽にシェアする機能がないため、広告が拡散されてバズるといった展開は期待できないでしょう。
視聴完了されづらい
メリットでも説明しましたが、ストーリーズはワンタップで次々と投稿を送りながら閲覧していく形式。
ユーザーにストレスを与えないのはメリットですが、その反面、最後まで見られずに飛ばされてしまう可能性が高いのも事実。
飛ばされないためには、ユーザーの目を引くクリエイティブを使用することが大切です。
配信にかかる費用
ストーリーズ広告の課金形態は以下の4種類。
それぞれのアクションが起こった回数に応じて広告費が発生する仕組みです。
- クリック課金
- インプレッション課金
- 動画視聴課金
- アプリインストール課金
相場は業種・商材によって大きく変わりますが、クリック課金の場合は「40〜100円」、インプレッション課金の場合は「0.1〜5円」、動画視聴課金の場合は「4〜7円」、アプリインストール課金の場合は「100〜150円」ほどが一般的です。
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3つの配信ポイント
ストーリーズ広告の効果を高めるポイントを見ていきましょう。
実際に配信する際にはぜひ参考にしてみてください。
- 音声を使用する
- カルーセルを活用
- テキストで訴求する
音声を使用する
動画の場合は音声をつけるのがおすすめ。
聴覚にも訴えかけることで、広告の内容がユーザーの印象に残りやすくなります。
ブランドや商品の認知を拡大したいという目的の場合は特に効果的です。
カルーセルを活用する
カルーセルとは、一つの広告枠に複数の画像や動画を設定することができる広告フォーマット。
複数のクリエイティブを使用することで情報量を増やし、より効果的に商材・ブランドの魅力を支えることができます。
また、バリエーション違いなど複数の商品を一度に紹介したい場合などにもおすすめです。
カルーセル広告についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
テキストで訴求する
動画・画像に加えてテキストを入れ込むことで広告の訴求力が向上します。
スキップされるまでの一瞬の間にユーザーにメッセージが伝わるよう、シンプルで短い内容にするのがおすすめです。
また、テキストと一緒にハッシュタグやスタンプも盛り込むと、通常の投稿に近い見た目になり、親近感を演出することができます。
ストーリーズ広告の配信事例
最後にストーリーズ広告の配信事例を紹介します。
クリエイティブ作成の参考にしてみてください。
転職サイト
転職サイトのストーリーズ広告です。
画面内に絵文字を入れることで広告感を薄め、ユーザーの忌避感を軽減しています。
時計ブランド
こちらは時計ブランドのストーリーズ広告。
商品をフルスクリーンの画面に大きく映すことで、インパクトのある広告になっています。
レシピサイト
最後に紹介するのは、レシピサイトの広告です。
画面下部に「レシピはこちら」というCTAを設置することで、サイト流入の増加を図っています。
まとめ
今回はInstagramのストーリーズ広告について解説しました。
通常の広告よりも自然な形でユーザーの目に触れさせることができるストーリーズ広告。
ぜひ配信を検討してみてはいかがでしょうか。
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