Instagram広告の費用はいくら?費用対効果を高めるポイントも解説
更新日:2022年11月02日
代表的なSNS広告のひとつ、Instagram広告。
配信するにはどのくらいの広告費が必要なのでしょうか?
今回はそんなInstagram広告の配信費用について解説します。
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Instagram広告の費用
Instagramの広告費は固定の金額が定められているわけではなく、自分で自由に予算を設定できます。
ひとつの広告枠に対してどの広告が表示されるかはオークション形式で決定され、かけた費用が大きいほど配信ボリュームが大きくなるという仕組みです。
今回は課金形態ごとに費用相場も紹介していきます。
ただし相場は業種や商材によって異なりますので、あくまで目安ということで参考にしてください。
Instagram広告の課金形態
まずは課金形態から見ていきましょう。
Instagram広告の課金形態は4種類。どれを選択すべきかは広告の配信目的によって変わります。
- インプレッション課金(CPM)
- クリック課金(CPC)
- アプリインストール課金(CPI)
- 動画視聴課金(CPV)
インプレッション課金(CPM)
インプレッション課金は、広告がユーザーの画面に表示された回数に応じて費用が決まる方式です。
Cost Per Milleという別名の通り(milleはラテン語で1000)、1000回表示につき〇〇円という形で費用が発生します。
費用相場は1000回表示あたり500~1000円ほど。
クリック課金(CPC)
クリック課金は、広告がクリックされるごとに課金が発生する仕組みです。
逆に言えば、ユーザーにクリックされない限りは課金対象になりません。
費用相場は1クリックあたり40~100円ほど。
アプリインストール課金(CPI)
広告経由でのアプリインストール回数に応じて費用がかかる課金形態です。
費用相場はインストール1件につき100~250円ほど。
動画視聴課金(CPV)
動画視聴課金は、広告の動画が再生されるごとに課金が発生する方式。
15秒以上視聴されたタイミングで再生1回とカウントされます。
費用相場は1回再生あたり4~7円ほど。
Instagram広告の配信フォーマット
ここからは配信フォーマットの種類と、対応している課金形態を見ていきましょう。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- ストーリーズ広告
- ショッピング広告
画像広告
画像広告はタイムライン上に表示される「フィード広告」の一種。
後述の動画広告・カルーセル広告もこれに含まれます。
選択できる課金形態はクリック課金、インプレッション課金、アプリインストール課金の3つ。
動画広告
Instagram広告には動画も使用することができます。
静止画に比べて高い訴求効果が期待できますが、価格も高くなりやすいという面も。
課金形態は4種類全てに対応しています。
カルーセル広告
カルーセル広告とは、ひとつの広告枠に複数の画像・動画を設定できるフォーマットのこと。
下の画像のように、横にスワイプして閲覧することができます。
選択できる課金形態はインプレッション課金、クリック課金のどちらかです。
画像引用元:カルーセル広告の7つの活用法 | Facebook for Business
▼関連記事 カルーセル広告について
ストーリーズ広告
Instagramでは「ストーリーズ」内にも広告を配信することが可能です。
こちらも動画広告同様にすべての課金形態に対応しています。
Instagramストーリーズ広告に関してはこちらの記事で詳しく解説していますので、気になった方はぜひ合わせてご覧ください。
ショッピング広告
「商品タグ」がついた投稿(画像参照)を広告として配信できるのがショッピング広告です。
配信面は、タイムライン、発見タブ、ショップタブの3か所。
課金形態はインプレッション課金、クリック課金のどちらかを選ぶことができます。
(引用:Instagram、フィード投稿から商品が購入できる「ショッピング機能」を日本国内で導入開始)
▼関連記事 Instagramショッピング広告について
予算の設定方法
Instagram広告の予算は「1日の予算」か「通算予算」で設定可能です。
前者は一日あたりに消化する金額の平均(上限値ではなくあくまで平均値なので変動する場合あり)、後者は配信期間を通しての予算上限を設定できます。
Instagram広告の最低出稿金額
Instagram広告の最低出稿金額は1日あたり100円ですが、実際に100円で配信しても効果は出にくいでしょう。
前述の通り広告が表示されるかどうかはオークションで決まるため、競合に比べて費用が安いとユーザーの目に触れさせるチャンスが少なくなります。
今回紹介した費用相場を参考に、配信規模や目標数値も考慮して設定してみてください。
Instagram広告の支払い方法
Instagram広告の決済方法は以下の3種類です。
- クレジットカード(デビットカード)
- PayPal
- 銀行振込
自動決済と手動決済の2種類があり、手動決済が可能なのはオンライン銀行振込の場合のみ。
事前に広告アカウントへ入金し、使った分の広告費が引き落とされる仕組みです。
▼関連記事 Instagram広告の配信方法について
費用対効果を高めるポイント
最後にInstagram広告の費用対効果を高めるポイントを紹介します。
実際に配信する差にはぜひ参考にしてみてください。
- 質の高いクリエイティブを使用する
- ターゲティングの精度を高める
- 効果を測定して継続的に改善する
質の高いクリエイティブを使用する
InstagramはSNSの中でも特にビジュアルが重視される媒体です。
一般の投稿でも見た目のクオリティが高いものにあふれているため、その中でユーザーの目を引くには、視覚的訴求力の強いクリエイティブを使用する必要があります。
▼関連記事 バナーデザインのポイントについて
ターゲティングの精度を高める
2つめはターゲティングの精度を高めること。
Instagram広告では、運営元が同じFacebook広告と同一のターゲティングを利用できます。
ユーザー属性、興味関心、アプリ内での行動など、膨大なデータに基づいたターゲティングをうまく活用しましょう。
ターゲティングについて詳しく知りたい方は以下の記事もぜひご覧ください。
▼関連記事 Facebook広告のターゲティングについて
効果を測定して継続的に改善する
Instagram広告に限った話ではありませんが、効果検証は重要なポイントです。
配信前におこなったターゲティングや予算の設定が本当に効果的かどうかは、実際の結果を見るまでわかりません。
運用しながら定期的に改善する機会を設け、配信の効率を高めていきましょう。
まとめ
今回はInstagram広告の費用について解説しました。
実際に配信する際には、ぜひこの記事を参考に予算設定をおこなってみてください。
Web広告には、Instagram以外にも様々な媒体が存在します。
「初めてでも間違えない!Web広告媒体の選び方」もぜひ参考にしてみてくださいね。
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