YouTube広告の出し方を解説!配信の手順とポイント
公開日:2022年12月06日
YouTube広告が気になっているけど、出し方がわからない……というWeb担当の方は多いのでは。
そこで今回は、YouTube広告の配信方法について詳しく解説します。
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YouTube広告の出し方
YouTube広告の配信は以下の流れでおこないます。
- Google広告のアカウントを開設
- 広告用の動画をアップロード
- 動画キャンペーンを作成
- 予算の設定
- ターゲティングの設定
- 審査通過後、配信開始
Google広告のアカウントを開設
YouTube広告を配信するには、Google広告のアカウントが必要です。
広告アカウントの登録には、宣伝したいWebサイトと支払い方法の設定をする必要がありますので、あらかじめ準備しておきましょう。
広告用の動画をアップロード
広告として配信したい動画をYouTubeにアップロードします。入稿規定は以下の通り。
〈入稿規定〉
長さ………12時間以内
サイズ……128GB以下
形式……….MOV .MPEG4 .MP4 .AVI など
動画キャンペーンを作成
Googleで広告を配信する際は、まず「キャンペーン」を作成します。キャンペーンとは、広告を管理するための単位のこと。
管理画面の「新しいキャンペーン」の作成を選択し、「目標」をひとつ選びます。
販売促進、見込み顧客の獲得などの中から、配信目的に合致するものをクリックしてください。
次の画面、キャンペーンタイプは「動画」を選択します。
予算の設定
ここからはキャンペーン内、「広告グループ」の設定に移ります。
YouTube広告の配信費用は他の運用型広告同様、自分で金額を決めることが可能。
事前に設定した条件を満たしたときに課金が発生して予算が消費されるという仕組みです。
ここでは、「日別」もしくは「キャンペーンの合計」から上限予算を設定することができます。
広告種類ごとの費用相場などは以下の記事をご覧ください。
▼関連記事 YouTube広告の配信費用!費用相場や課金の仕組みを解説
ターゲティングの設定
次はターゲティングの設定をおこないます。
YouTube広告では、「オーディエンスターゲティング」と「コンテンツターゲティング」という2種類のターゲティングが可能。
前者は属性や興味関心などをもとに、どんなユーザーに対して配信するかという観点から絞り込み、後者は動画のジャンルや特定のチャンネルを指定して、どんなコンテンツに対して配信するかという観点で絞り込みます。
加えて、地域や言語から配信対象を絞り込むことも可能です。
配信する動画の入稿
予算とターゲティングの設定が完了したら、動画を入力しましょう。
動画のURL、フォーマット、見出し等を設定したら準備完了です。
審査通過後、配信開始
広告はGoogleのガイドラインにもとづいて審査され、通過すると配信可能です。
審査に落ちた場合は、Googleに問い合わせて原因を確認し、内容を修正したうえで再度審査を受ける必要があります。
審査の仕組みについては以下の記事をご覧ください。
▼関連記事 Google広告の審査の仕組みとは?不承認の場合に確認すべきポイント
YouTube広告の特徴
ここからは種類と効果に着目して、YouTube広告の特徴を見ていきましょう。
YouTube広告の種類
YouTube広告には豊富なフォーマットが用意されています。種類は全部で以下の6つ。
- TrueViewインストリーム広告
- TrueViewディスカバリー広告
- 動画アクション広告(旧TrueViewアクション広告)
- バンパー広告
- アウトストリーム広告
- マストヘッド広告
それぞれの特徴は以下の記事で紹介していますので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。
▼関連記事 YouTube広告の種類を紹介!選び方のポイントとメリット・デメリット
YouTube広告の効果
YouTube広告は使い方によって幅広い効果を発揮します。
認知拡大のために幅広く配信したり、具体的な行動を促すフレーズを盛り込んでコンバージョンの獲得を狙ったりと、できることは様々。
- 認知拡大
- 潜在層へのリーチ
- ブランディング
- 比較検討段階でのアプローチ
- コンバージョンの獲得
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
▼関連記事 YouTube広告の5つの効果!逆効果にならないためのポイントも解説
YouTube広告配信時のポイント
最後に、YouTube広告を配信する際のポイントを3つ紹介します。
- 動画の冒頭に重要な訴求を入れる
- 時間に余裕をもって入稿する
- 効果測定をおこなう
動画の冒頭に重要な訴求を入れる
重要な訴求は動画の最初に持ってくるようにするのがおすすめです。
具体的にはインストリーム広告がスキップ可能になるまでの時間、5秒が目安。
視聴完了率を上げたい場合もスキップされる前提の場合も、冒頭に最も伝えたいポイントを盛り込むようにしましょう。
▼関連記事 YouTube広告運用のコツとは?成果が出る動画の作り方と運用方法
時間に余裕をもって入稿する
配信方法の項目でも触れたとおり、広告を開始するには必ず審査を通過する必要があります。
審査にかかる時間は、Google公式によれば1営業日以内ですが、何らかの要因でそれ以上の時間がかかってしまったり、審査に落ちて広告内容の調整を余儀なくされたりする場合があります。
広告の開始日時が厳密に決まっている場合は、必ず時間に余裕をもって入稿するようにしましょう。
効果測定をおこなう
Web広告で成果を出す秘訣は必ず効果測定をおこなうこと。
これはYouTubeに限った話ではなく、どの媒体にも当てはまるポイントです。
ターゲティングによって配信対象を絞り込むとはいえ、ユーザーの反応など実際に配信してみないとわからない面も多々あります。
データを分析して次回以降の運用に反映させ、継続的な改善をおこないましょう。
▼関連記事 Web広告の効果測定をおこなうポイント!見るべき指標と具体的な改善施策
まとめ
今回はYouTube広告の出し方について解説しました。
配信を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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Web広告の配信・運用についてお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。