スマートニュース広告とは?配信面やターゲティングを詳しく解説

公開日:2022年12月13日

近年ではさまざまなサイト、メディアに広告が掲載されています。
なかでも広告媒体として注目されているのが日本最大級のニュースメディア、「スマートニュース」。

今回はそんなスマートニュース広告(SmartNews Ads)の特徴や配信面について詳しく解説します。

>>広告で成果を出したいならクリエルの「Web広告運用サービス」

コンテンツ一覧

スマートニュース広告の特徴

まずはスマートニュースという広告媒体の特徴から。大きな特徴は以下の3点です。

  • ユーザーの情報収集意欲が高い
  • 高年齢層のユーザーが多い
  • 高所得者層が多い

ユーザーの情報収集意欲が高い

ユーザーの情報収集意欲が高いのも特徴のひとつです。
というのもニュースアプリという特性上、利用時は何かしらの情報を求めていることがほとんど。
SNSなどと比較すると積極的に情報収集したいユーザーが集まっているといえます。

高年齢層のユーザーが多い

スマートニュースはWebメディアながら、もっとも多いのは60代のユーザー
また、さらに年齢が上のユーザーも少なからずおり、60代以上が全体の1/3以上を占めています。

スマートニュースユーザー層

SmartNews MEDIA GUIDE

高所得者層が多い

また、スマートニュースユーザーの約半数が平均年収超えであり、年収1000万円以上のユーザーが全体の約10%を占めているというデータも。
他の媒体と比較しても富裕層のユーザーが多いため、高額商材のプロモーションにも効果的といえます。

スマートニュース広告の種類と配信面

スマートニュース広告には、大きく分けて「運用型」と「予約型」の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

運用型

運用型とは、予算や目的に合わせた配信ができるタイプの広告のことです。
他媒体のSNS広告やリスティング広告も運用型広告の一種であり、スマートニュース広告においてはStandard Adsと呼ばれます。
後述のターゲティング機能を用いて、効率的に配信できるのも特徴。

以下の形式で配信可能です。

  • インフィード広告
  • 動画広告
  • バナー広告

インフィード広告

インフィード広告とは、フィード(タイムライン)内に、通常の投稿やサムネイルなどと同じ形式で表示される広告のこと。
広告感が薄くユーザーにストレスを与えにくいのがメリットです。

▼関連記事 インフィード広告とは?

バナー広告

文字通りバナーを表示する広告です。広告枠は記事内に設けられています。

▼関連記事 成果を出せる広告バナーとは?

動画広告

スマートニュースでは動画広告を配信することも可能。掲載面はフィードもしくは記事内の広告枠です。

▼関連記事 動画広告のメリット・デメリットとは?

予約型

予約型広告は、広告枠を買い取って掲載する方式の広告のこと。
比較的高額になりますが、目立つ位置に広告を表示でき、多くのユーザーにアプローチできるため、認知拡大・ブランディングに向いているといえます。

主な広告枠は以下の3種類です。

  • アプリ起動時
  • トップチャンネル
  • トップ以外のチャンネル

アプリ起動時

アプリを開いたときの画面に、動画もしくは静止画バナーを全画面表示できます。

トップチャンネル

画像のようにトップチャンネル最上部の大きな広告枠に動画・静止画バナーを掲載できます。
ちなみにトップチャンネルとは、デフォルトで最初に開かれる画面に設定されているチャンネルです。

スマートニュース広告トップチャンネル

SmartNews Ads サービス

トップ以外のチャンネル

トップ以外のチャンネルにも、上記と同様の広告を掲載可能。
配信したい興味関心層が明確に決まっている場合におすすめです。

スマートニュース広告で使えるターゲティング

スマートニュース広告では以下のように様々なターゲティング機能を利用できます。

  • 年齢
  • 性別
  • 都道府県
  • 時間帯
  • オーディエンス
  • 興味関心
  • ジャンル
  • 携帯キャリア
  • OS
  • 配信回線
  • 配信面
  • フリークエンシー

年齢

年齢は以下の区分から指定できます。

  • 19歳以下
  • 20-24歳
  • 25-29歳
  • 30-34歳
  • 35-39歳
  • 40-44歳
  • 45-49歳
  • 50歳以上

性別

男性、女性、不明の中から配信対象を指定可能です。

都道府県

都道府県単位でエリア指定が可能です。

時間帯

配信する時間帯は、1時間単位で指定することができます。
閲覧ユーザーの少ない深夜、問い合わせを受け付けられない営業時間外は配信を停止するといった使い方が可能です。

オーディエンス

オーディエンス機能を利用すると、スマートニュースが保有しているデータをもとに、詳細な配信対象の絞り込みをおこなうことができます。

  • 類似拡張
  • 配信除外
  • キーワード
  • リマーケティング

例えば、本来の配信対象に似たユーザーにも広告を出す「類似拡張」機能や、逆に配信しないユーザーを設定する「配信除外」機能。ユーザーが閲覧した記事に含まれるキーワードに基づいて、興味のありそうな広告を配信する機能もあります。

一度接点を持ったユーザーに対して広告を配信する「リマーケティング」に関しては以下の記事で解説していますので、詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧ください。

▼関連記事 リマーケティング広告とは?

興味関心

直接、興味関心のカテゴリを指定して配信することもできます。
アプリ内の行動をもとに、AIがユーザーの嗜好を推定する仕組です。

  • 自動車
  • ビューティ&ケア
  • キャリア
  • 恋愛&結婚
  • 教育
  • エンタメ
  • ファミリー
  • マネー&金融
  • グルメ
  • ゲーム&アニメ
  • 健康&ヘルスケア
  • 政治
  • ペット
  • 不動産
  • ショッピング
  • スポーツ
  • ファッション
  • テクノロジー
  • スマートフォン
  • 旅行

ジャンル

こちらは広告を配信したい記事・チャンネルのジャンルを指定する手法です。
指定できるジャンルは以下の通り。

  • 芸能&エンタメ
  • ビジネス
  • IT&テクノロジー
  • スポーツ&アクティブ
  • グルメ
  • コラム&ライフスタイル
  • 社会

携帯キャリア

スマートニュース特有のターゲティングとして、携帯キャリアターゲティングがあります。
キャリアの乗り換えキャンペーンを開催するときなどに使用され、以下の主要3キャリアから配信対象を指定可能です。

  • docomo
  • au
  • Softbank

OS

携帯キャリアに加え、ユーザーのスマートフォンOSからもターゲティングできます。
選べるのはiOSとAndroidの2つです。

配信回線

配信回線を、「すべて」または「Wi-Fi」から選択できます。
Wi-Fiに接続していないときに動画が流れると嫌がるユーザーがいることに配慮し、動画広告を配信するときは配信対象を「Wi-Fi」にするといった使い方が可能です。

配信面

広告の掲載をフィードもしくは記事内のどちらかのみに限定できます。

フリークエンシー

フリークエンシーとは、一人のユーザーに対して同じ広告が何回表示されたかを表す指標のこと。
同じユーザーに広告を配信し続けた場合は「フリークエンシーが高い」ということになります。

スマートニュースでは以下の頻度からフリークエンシーを設定できます。

  • 1日に1回まで
  • 1日に2回まで
  • 1日に3回まで
  • 7日に1回まで
  • 7日に2回まで
  • 7日に3回まで

▼関連記事 フリークエンシーとは?

スマートニュース広告の費用

スマートニュース広告の費用形態は運用型と予約型で異なります。

運用型の場合はクリック課金(CPC)、予約型の場合はインプレッション課金(CPM)
前者は広告がクリックされるごとに課金が発生し、後者は広告が1000回表示されるごとに課金が発生する仕組みです。

また、運用型広告の予算は自分で好きな金額に決められますが、予約型広告は最低200万円からと比較的高額に設定されています。代わりに表示数や掲載期間が保証されているというメリットもあるため、配信の目的によって使い分けると良いでしょう。

▼関連記事 Web広告の費用相場っていくら?

スマートニュース広告の配信方法

スマートニュース広告の配信手順をかんたんに紹介すると以下の通り。

  1. アカウント申請・発行
  2. 広告入稿
  3. 審査
  4. 配信設定
  5. 広告掲載

他の媒体と流れは大体同じですが、広告入稿前にアカウントの作成・審査が必要です。
配信時期が決まっている場合は早めに準備を行うことをおすすめします。

まとめ

今回はスマートニュース広告について解説しました。
興味がある方は、ぜひこの記事を参考に配信を検討してみてはいかがでしょうか。

株式会社クリエルでは、スマートニュース広告を始め、成果の出る「Web広告運用サービス」を提供しています。
Web広告の配信・運用についてお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。