TikTok広告の入稿規定!使用できる動画の条件や審査の基準を紹介

更新日:2023年02月03日

TikTok広告を出したいけど、どんな素材を用意すればいいかわからない......そんな方も多いのでは。
今回は、そんなTikTok広告の入稿規定について詳しく解説します。

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TikTok広告とは

TikTok広告は名前の通り、TikTok内に配信可能なWeb広告です。
以下のような種類がありますが、ここでは最もスタンダードな「インフィード広告」の入稿規定について解説します。

  • 運用型広告
  • 起動画面広告
  • インフィード広告
  • ハッシュタグチャレンジ

TikTok広告の入稿規定

それでは早速入稿規定を見ていきましょう。

TikTokに限らずですが、広告を配信するには、その媒体の審査を通過する必要があります。
TikTok広告はクリエイティブ、テキスト、プロフィール画像によって構成され、それぞれが審査の対象です。

  • クリエイティブ
  • テキスト
  • プロフィール

 TikTokインフィード広告

TikTok For Businessより

クリエイティブ

クリエイティブとは、広告に使われるバナー画像や動画などの視覚的訴求用の制作物のこと。
TikTok広告では広告として配信する動画がこれにあたります。

アスペクト比と解像度

使用できる動画のアスペクト比は、「16:9(横型)」「9:16(縦型)」「1:1(スクエア)」の3種類。

ファイル形式

「.mp4」「.mov」「.mpeg」「.3gp」「.avi」が使用可能です。

秒数

5秒〜3分の動画が使用できます。ただし、9〜15秒が推奨です。

ファイルサイズ

サイズは500MBまで。

テキスト

説明文などを記載する部分です。制限は全角6〜50字(半角12〜100字)。

これに加え「詳細を見る」「今すぐ購入」といったCTA(Call To Action)テキストを表示できます。
こちらは選択肢から選ぶ形式です。

プロフィール

通常の投稿と同様に、プロフィールも広告内に表示されます。
特に制限はありませんが、推奨比率は1:1、推奨サイズは500KB以下。
表示名の文字数制限は全角2〜20字(半角4〜40字)です。

既存配信も広告に利用可能

TikTokプロモートという機能を利用すれば、通常のTikTok広告よりも手軽に宣伝をおこなうことができます。
詳しくは以下の記事で解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

▼関連記事 TikTokプロモートとは?効果とメリット・デメリットを解説

TikTok広告の審査基準

 TikTok広告の審査は「TikTok広告ポリシー」に基づいておこなわれます。
ここでは、審査落ちの原因になりがちな項目に絞って見ていきましょう。

  • 誤字や誤った表現がないか
  • TikTokアプリでサポートされていないアクションを促していないか
  • クリエイティブの品質が低くないか
  • ランディングページは適切か
  • 著作権等に反していないか

誤字や誤った表現がないか

誤字や文法的な間違い、誤読を誘発するようなテキストは審査落ちの原因です。
また、使用できない記号もありますので注意しましょう。

上記に加え、動画内の文言でも、不明瞭なものやステッカーによって一部分が隠されているようなものは弾かれる可能性があります。

禁止されている商材を取り扱っていないか

禁止商材に関しては、そもそも広告を配信することができません。自分の商材が該当しないかどうか必ず事前に確認しておきましょう。

ポリシーで禁止されているのは、以下のような商品・サービスです。

  • キャッシングサービス
  • 医薬品や医療機器
  • 海外の不動産取引
  • ギャンブル
  • 風俗

上記はあくまで一例ですので、詳しくはこちらで確認してください。

クリエイティブの品質が低くないか

上で紹介した入稿規定を満たしていないものに加え、低解像度で不明瞭な動画、音質が悪くナレーションが聞き取りづらいものなどは審査を通過できないことがあります。

また、性的なコンテンツや衝撃的な内容のコンテンツは使用できません。

ランディングページは適切か

ランディングページ(広告をタップした後に遷移するページ)に不具合がある場合も要注意です。
ページ自体が404エラーのもの、広告と内容が一致していないものはもちろん、運営者情報やプライバシーポリシーが含まれていない場合なども審査落ちになる可能性があります。

▼関連記事 LP(ランディングページ)とは?特徴や目的、メリットを解説

法律に反していないか

景品表示法薬機法に反している場合は審査を通過できません。
細かい表現が違反にあたることもありますので、サプリメントや化粧品の広告の場合は特に注意しましょう。

また、最上級、ナンバーワンといった表現も根拠がない場合は誇大広告となるため、避けることをおすすめします。

まとめ

今回はTikTokの入稿規定について解説しました。
配信準備の際には是非この記事を参考にしてみてください。

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