SEOに効果的なタイトルの文字数と書き方とは?改善事例もご紹介
更新日:2024年04月24日
SEO集客の成果を左右するタイトル。
タイトルの書き方でSEO効果は変わり、検索結果画面に並ぶタイトルの中から自社のページがクリックされるには検索ユーザーの興味を引きつける必要があります。
本記事ではSEOに効果的なタイトルの文字数と書き方をご紹介。効果的なタイトルの書き方にならってページを制作すると、SEO集客を一気に伸ばすことも可能です。
>>タイトルに含めるキーワードが重要!オウンドメディア運用術
SEOで重要なタイトルとは?
SEOに大きく影響するタイトル。このタイトルとは、ページ上で表示されるタイトルだけでなくHTMLファイルへ記述するtitleタグも含みます。
通常はtitleタグに記述したタイトルをGoogleのロボットが読み取り、そのまま検索結果画面へ表示されます。つまりSEOを考慮したタイトルの書き方はSEO効果だけでなく、検索ユーザーへ訴求する意味でも重要な要素になるということですね。
ページのタイトルが魅力的であればあるほど、検索結果画面でユーザーにクリックされてページへの訪問数が増加するため、SEOによる集客効果が期待できます。
スマホとPCでタイトルの文字数は異なる
SEO的に最適な文字数はよくある質問の一つ。これは何文字ならSEOに強いといったことはなく、検索結果画面に表示される文字数が限られていることから適切な文字数が見えてきます。
但し、常に同じ文字数のタイトルが表示されるわけではなく、スマホとPCでも表示される文字数は異なります。
重要となるのは、タイトル全体が検索結果画面に表示される文字数とすること。そして現在は30文字程度であれば表示されると考えるとよいでしょう。
▼タイトルの文字数が27文字の場合
SEOに効果的なタイトルの書き方とは?改善事例もご紹介
→ 全てのタイトル文字が検索結果画面に表示される
▼タイトルの文字数が30文字を大きく超える場合
SEOに効果的なタイトルの書き方とは?改善事例もご紹介して最適な…
→ タイトル文字の一部が検索結果画面では省略して表示される
タイトルとメタディスクリプションはセットで考える
SEOに効果的なタイトルの書き方と併せてメタディスクリプションも考慮が必要です。
なぜならtitleタグに記述するタイトルが検索結果画面へ表示されるのと同様に、descriptionタグに記述するメタディスクリプション(説明文)も検索結果画面へ表示されるから。
検索結果画面に表示されるタイトルとメタディスクリプションから、検索ユーザーはそのページを閲覧する価値があるかを瞬時に判断するため、メタディスクリプションも影響があるのです。
検索結果画面に表示されるメタディスクリプションの文字数は現在80文字程度となっています。
効果的なSEOタイトルの書き方
では、どのようなタイトルの書き方であればSEOに効果的なのでしょうか。
書き方のポイントを順に見ていきましょう。
各ページに固有のタイトルを付ける
Googleの公式見解で、ページごとに固有のタイトルを付けましょう、そしてページの内容を正確に記載しましょう、とアナウンスされています。
<title> 要素は、ユーザーと検索エンジンの両方に特定のページのトピックを伝えます。<title> 要素を HTML ドキュメントの <head> 要素内に配置して、サイトの各ページに固有のタイトル テキストを作成します。
出典:Google 検索セントラル
同一のWebサイト内に同じ内容のページを複数用意する場合を除き、各ページにはそれぞれ固有のコンテンツを用意しているはず。その場合、ページの正確な内容を表すタイトルであれば自然と固有のタイトルになりますよね。
そして、魅力的なタイトルの書き方を意識しすぎてページの内容と異なるタイトルにしないよう、正確なタイトルにすることはユーザーのためにも必須と言えます。
もしタイトルが「SEOに効果的なタイトルの書き方とは?」のページ内に、タイトルに関するコンテンツが無ければユーザーの期待を裏切ってしまいます。
SEOキーワードをタイトルに含める
もしSEO対策として「タイトルの書き方」をキーワードに選定したページであれば、タイトル内は必ず「タイトルの書き方」を含めましょう。
Googleはタイトルを特に重要なコンテンツを表すテキストと認識するため、タイトル内にSEO対策キーワードが含まれているかどうかでSEO効果は変わります。
タイトルの前半にSEO対策キーワードを配置する
SEO対策キーワードをタイトルへ含めるだけでなく、可能なら前半へ配置しましょう。
これは必須というわけではありませんが、キーワードがタイトルの前にあるほどSEO効果が期待できます。但し、不自然なタイトルで無理にキーワードを前へ配置する必要はありません。
同一ワードを複数回タイトルへ含めない
タイトルは限られた30文字程度の文字数内で、SEO対策キーワードを含め、いかに魅力的なタイトルとするかが勝負です。
そのため同一ワードを複数回含むタイトルは改善の余地があると言えます。
タイトル例1.SEOタイトルの書き方とは?タイトルの改善事例もご紹介
タイトル例2.SEOに効果的なタイトルの書き方とは?改善事例もご紹介
タイトル例1は、「タイトル」を2回含んでいます。そこで「タイトルの」を削除し、魅力的なタイトルへ改善したのがタイトル例2。どちらも27文字のタイトルです。
仮に30文字を上限文字数とするならタイトル例1に「に効果的な」を加えることはできませんが、同一ワードを削除したことで無駄を省き、訴求を追加したタイトルへ改善できる例です。
タイトルの文字数カウントはツールが便利
文字数の目安となる30文字程度に抑えてタイトルを書くために、文字数カウントツールを活用すると便利です。無料のツール(例:http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm)や記事を管理するエクセルやスプレッドシートの関数で文字数を確認しましょう。
文字数を抑えて魅力的な表現を盛り込む
SEO対策キーワードを含む30文字程度のタイトルにするだけでは十分な書き方とは言えません。なぜなら魅力がないタイトルの場合は検索ユーザーがクリックしないからです。
- タイトル例:タイトルの書き方をご紹介
- タイトル例:SEOに効果的なタイトルの書き方をご紹介
- タイトル例:タイトルの書き方にもう悩まない!効果抜群の7パターン
- タイトル例:SEO担当者必見!効果的なタイトルの書き方をご紹介
SEO対策キーワードが「タイトルの書き方」の場合、上記1でもキーワードを含む30文字程度に収まるタイトルですが魅力はありませんよね。
単にタイトルとせず”SEOに効果的な”タイトルの書き方とした2のパターンの方が魅力が増します。”効果抜群の7パターン”と強い言葉や数字で訴求した3のパターンも、1より興味を持ってもらえそうです。
"SEO担当者必見!"と特定のターゲットに絞って訴求した4のパターンも、1より高い反応を得られるでしょう。
検索結果画面で表示されたタイトル(とディスクリプション)を見た検索ユーザーが、その先のページに興味をもたなければWebサイトには訪問してもらえません。
限られた文字数の中で工夫しながら、興味をもってもらえるようタイトルを工夫しましょう。
titleタグを正しい書き方で記述する
SEOに効果的なタイトルを決めたら、Webページへtitleタグを正しく記述しましょう。
titleタグは<head>内で<title>を記述します。
▼titleタグの書き方例
<title>SEOに効果的なタイトルの書き方とは?改善事例もご紹介</title>
>>SEO上位表示率70%超えのオウンドメディア運用術とは?
既存ページのタイトル改善
タイトルの書き方が大きなSEO効果になるのであれば、既存ページのタイトル改善も同様にSEO効果が期待できます。一方で既存タイトルの変更にはリスクもあるため、慎重な判断が必要です。
タイトル改善の期待効果とリスク
前述の通り、SEO対策キーワードを含めたり、魅力的なタイトルにしたり、タイトル改善による効果が期待できます。
同時に、変更後のタイトルに問題があれば検索順位を下げたり、検索結果画面でのクリック率が下がったりとマイナスに働くことも。
既存ページのタイトルを変更する場合は改善ポイントを明確にし、改善を仮説立てて実施しましょう。闇雲にタイトル変更して逆効果とならないようご注意ください。
どのページをタイトル改善するか
改善施策の検討は改善インパクトが大きいことから実施することが鉄則。
SEOで上位表示しているのにクリック率が低いページのような、タイトル改善によって効果が期待できるページから取り組みましょう。
タイトルはSEO対策の重要ポイント
タイトルの重要性とSEOに効果的なタイトルの書き方をご紹介しました。
新規でページを制作する際は今回ご紹介した項目を満たすタイトルの書き方に取り組んでみてください。既存ページの場合、30文字程度のタイトルを変更する工数はごくわずかでも、大きな改善効果が期待できる施策です。一度振り返って改善の検討もしてみてくださいね。
これから記事を制作してオウンドメディアを育てていかれる場合は「キーワード選定で365%成長!オウンドメディア運用術」も参考にしていただければ幸いです。
6ヶ月で365%成長達成!
クリエル式オウンドメディア運用術
Webサイトの王道集客施策であるオウンドメディア。
企業がオウンドメディアで集客できれば、オンラインにシフトしたセールス活動に大きく貢献し、売上アップに欠かせない施策になります。でも、多くの企業がオウンドメディアで失敗してきました。
そこで本書では少ないリソースで効率良く成果を上げるノウハウを、弊社事例も混じえて公開します。
▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・運用開始から6ヶ月後の成果
・当社オウンドメディア運用体制について
・立ち上げから6ヶ月間の施策アウトライン
・Contents is King の実情
・弱者のキーワード選定術
オウンドメディア集客を成功させるためにもぜひ本書のノウハウをご活用ください。