SEO対策を外注するときに知っておきたいポイント!メリット・デメリットや注意点
更新日:2024年05月02日
サイトの検索順位を向上させるための施策、SEO対策。
必要性を感じてはいるものの自社でおこなうのは難しい場合に検討したいのがSEO会社への外注です。今回はSEO対策を外注する際のポイントについて解説していきます。
>>解説付き!基礎SEO対策チェックリストをダウンロードする
SEOとは?SEO対策の分類
SEOとは、検索ユーザーと検索エンジンが求めるWebページを制作することで、SERPs(検索結果ページ)の上位表示化によって集客する施策。
大きく分けて3種類のSEO対策があります。
- 内部対策のテクニカルSEO
- 内部対策のコンテンツSEO
- 外部対策
内部対策のテクニカルSEO
SEOの内部対策とは、その名の通りWebサイト内部の調整などをおこなうSEO対策です。
タグの最適化、内部リンクの最適化、パンくずリスト設置などにより、検索エンジンにWebページの内容が伝わりやすい形にWebサイトを整えることで適正な評価を受けられるようにする施策。
テクニカルSEOは、SEOの中でも最も基礎的な部分のため、WebサイトのテクニカルSEO対策が不十分な場合は優先して取り組むべきSEO対策です。
内部対策のコンテンツSEO
コンテンツSEOとは、オウンドメディアやSNS運用といったコンテンツによってSEO効果を狙う方法です。
ユーザーの検索ニーズに答えたコンテンツを提供することで、検索エンジンからの評価を得るSEO対策。
集客施策としてSEO対策をおこなうだけでなく、ユーザーへ価値提供することで集客後のコンバージョン獲得も期待できるのがコンテンツSEOです。
外部対策
外部対策とは、外部リンクを用いてWebサイト評価を高める施策のことを指します。
外部リンクはSEOに影響を与え、特に良質な外部リンクの獲得はSEO効果が期待できます。
外部から良質なリンクが多く張られているサイトはGoogleに評価されやすいという仕組みを利用した対策ですが、不正なリンクはGoogleのペナルティ対象になる可能性があるため、実施する際は慎重におこないましょう。
SEO対策を外注するデメリット
ここからはSEO対策を外注するメリットとデメリットを紹介していきます。
まず、SEO対策を外注する際はあらかじめ下記2つのデメリットを理解しておきましょう。
- 自社でおこなうよりコストがかかる
- 社内にノウハウがたまらない
自社でおこなうよりコストがかかる
外部にSEO対策を依頼するとなると、当然その分の費用がかかります。
また、必ず上位化できるという保証もなく、どのくらいかければ成功するのかも確実には予想できません。
依頼する場合はよく予算と相談し、自社に合った対策をおこないましょう。
社内にノウハウが貯まらない
外注するとどうしても社内にSEOのノウハウがたまりづらくなります。
将来的には自社内でも対策をおこないたいという場合は、依頼先に丸投げせず打ち合わせなどの際に知識を吸収できるよう意識しましょう。
SEO対策を外注するメリット
次にSEO対策を外注するメリットをご紹介します。主なメリットは以下の3つ。
- 費用対効果が高い
- 最新のSEO対策が可能
- 手間を削減できる
費用対効果が高い
まず、自社でおこなうよりも費用対効果が高くなりやすいということが挙げられます。
SEO会社には専門的な知識が蓄えられているため、上位表示化の目的やWebサイトの内容を総合的に判断して最適なSEO対策が可能です。
最新のSEO対策が可能
SEO専門会社は常にSEOに関する最新の情報をキャッチしています。
年に複数回おこなわれる大規模なGoogleのコアアルゴリズムのアップデートもSEOに大きな影響を及ぼしますが、なかなか自社だけで把握しきることは難しいでしょう。
SEO専門会社はそうした情報を踏まえて対策をおこなってくれるため、競合他社に後れをとる心配がありません。
手間を削減できる
自社でSEO対策をおこなおうとすると相応の工数がかかります。
SEO対策キーワードでの上位表示化には長い期間が必要で、専門的な知識がなければ適切な対応は難しいでしょう。外部に依頼することで手間を削減できるのは大きなメリットです。
SEO会社へ外注する際の費用相場
SEO対策はサイトの規模や施策内容によって費用が大きく異なります。
内部対策、外部対策で外注する内容が異なりますし、特にコンテンツSEOの場合は制作するコンテンツの質や量に費用が大きく左右されます。
また、SEOコンサルティングを受ける場合や、成果報酬型・固定報酬型のような費用形態もあり、詳しくはこちらの記事でSEO対策の種類別に費用相場を紹介していますので参考にしてみてください。
>>まずは基礎から!SEO対策チェックリストをダウンロードする
SEO対策を外注する際の注意点
SEO対策を外注する際には下記のことに注意が必要です。
効果が上がらない・むしろ逆効果になるという場合もありますので十分気を付けましょう。
- ブラックハットSEOはおこなわない
- SEOをおこなう目的を明確化する
ブラックハットSEOはおこなわない
まず「ブラックハットSEO」をおこなわないことです。
ブラックハットSEOとは、不正なリンクやコピーコンテンツ、隠しテキストなどを使用した、グーグルが定めるガイドラインに反したSEO施策のこと。
ブラックハットSEOをおこなうとGoogleからペナルティを受ける恐れがあります。サイトの順位が急激に下がったり、そもそも検索結果に表示されなくなったりとリスクが大きいため、これをおこなっているSEO会社は選ばないようにしましょう。
SEOをおこなう目的を明確化する
SEO対策を始める前には、検索上位化の目的をしっかりと設定しておきましょう。
自分で目標を決めておかないと、依頼された会社も適切なSEO対策ができず、やらなくてもいい施策をおこなってしまい余計に費用がかかるということも起こりえます。
自分でできるSEO対策
外注しなくても、自社内でできるSEO対策もあります。
それはサイト内の文章を調整すること。
ユーザーにとって分かりやすい言い回し、ユーザーが検索時に使うであろうキーワードを盛り込みながら、自社ならではの専門的な情報を発信してみましょう。
Googleはユーザーにとって有益なサイト・ニーズに応えられているサイトを高く評価します。
ユーザーの悩みやどういう情報を求めているかを検討し、それに合わせた文章をサイトに掲載することは有効なSEO対策。
また、SEO会社はSEOが得意でも、自社の専門分野に熟知しているわけではないため、高品質なコンテンツ制作は自社の方が本来は得意なはずなのです。
SEO対策の外注化のまとめ
今回はSEO対策を外注する際のメリット・デメリットやポイントについて解説しました。
SEOを外部に依頼することにより最新の情報をもとにした効果の高い施策が実現可能です。弊社でもSEOに関するサポートをおこなっていますので、何かお困りのことがあればお気軽にご相談下さい。
また、「基礎SEO対策チェックリスト」を無料で公開中。SEO対策の中でも特に大切な15項目を詳しく解説していますので、ぜひこちらも合わせてお役立てください。
対応必須の15項目を解説付きで公開!
基礎SEO対策チェックリスト
SEOは基礎となる項目の対策から。
様々な手法があるSEO対策ですが、基礎項目を間違っているとせっかく取り組んだ対策も期待した効果が得られなくなってしまいます。まずは普遍的な対策から固めていきましょう。
▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・SEOにおける2つの目的とは?
・Webサイト全体設定に関わるSEO対策
・個別ページを最適化するSEO対策
・テクニカルSEOとは?
ご担当のWebサイトがSEO対策できているか、チェックリストとしてご活用ください。