「貴サイトで動画のインデックス登録に関する問題が検出されました」の原因と対処法
更新日:2022年09月08日
「貴サイトで動画のインデックス登録に関する問題が検出されました」
これはGoogle Search Consoleがバージョンアップされた2022年8月から、一部のサイト管理者へ届くようになったエラーメッセージです。
本記事ではこのエラーの原因と対処法について解説します。
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「貴サイトで動画のインデックス登録に関する問題が検出されました」とは?
「貴サイトで動画のインデックス登録に関する問題が検出されました」とは、Googleが動画を検出(=ページ内に動画があることを認識)した上で、何らかの理由でインデックス登録していない状況です。
インデックス未登録では検索結果に表示されないため、検索エンジンマーケティングにおいて重要性が高まる動画がインデックスされないエラーは早めに解消したいですよね。
しかし、問題が検出されたといっても焦る必要はありません。原因を特定し、適切に対処していきましょう。
様々な原因がある動画のインデックス登録に関する問題
Googleサーチコンソールで動画のインデックス登録に問題がある場合、様々なパターンの問題が可能性として考えられます。
そのため、最初にやるべきことは問題の詳細把握とインデックス登録されない原因に特定。その際に役立つのがSearch Consoleヘルプの「動画のインデックス登録レポート」です。
このページで紹介されている問題のパターンは以下の通り。
- ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした
- 動画の位置とサイズを判別できません
- 動画が大きすぎるか、または小さすぎます
- MRSS エラー - schema.org を代わりに使用してください
- 動画の URL が無効です
- この動画の形式はサポートされていません
- 不明な動画形式です
- サムネイルの URL が指定されていません
- このサムネイルの形式はサポートされていません
- サムネイルのサイズが無効です
- robots.txt でブロックされたサムネイル
- サムネイル画像が透明です
- サムネイルにアクセスできませんでした
- 動画の処理が完了していません
- 動画がホストサービスで見つかりませんでした
- サムネイルがないか、無効です
- サムネイルが無効です
動画がインデックス登録されない原因は、上記の通り様々なケースがありますね。
自社のサイトが実際にどの問題に該当しているのかは、Googleサーチコンソールの「インデックス」→「動画ページ」から確認が可能。どの問題に、何ページが該当するかを確認できます。
では、これらの問題を特定した後はどのように対処すれば良いのでしょうか?
「貴サイトで動画のインデックス登録に関する問題が検出されました」の対処法
幸いにも、Search Consoleヘルプの「動画のインデックス登録レポート」の「説明」欄を見ると、動画インデックス登録エラーの問題と併せて、具体的に何が起きていて、どのように対処すれば良いかが明記されていますよね。
動画のインデックス登録に関する問題が「この動画の形式はサポートされていません」であれば、Googleがサポートしている動画ファイル形式へ変更すればエラーは解消されます。
【サポートされている動画エンコード】
Google で取得可能な動画ファイル形式: 3GP、3G2、ASF、AVI、DivX、M2V、M3U、M3U8、M4V、MKV、MOV、MP4、MPEG、OGV、QVT、RAM、RM、VOB、WebM、WMV、XAP。
動画のインデックス登録に関する問題が「robots.txt でブロックされたサムネイル」であれば、robots.txtのブロックを解除するとエラーは解消されます。
また、自社のサイトでブロックしていなくても、外部に画像を設置している場合はそこにGoogleがアクセスできない可能性も考えられます。
動画インデックス登録エラーの問題5分類
動画インデックス登録エラーの問題は大別すると以下の5つに分類ができます。
- 動画ファイルに問題がある
- サムネイル画像に問題がある
- ページへの動画やサムネイル画像の設置方法に問題がある
- Googleが動画やサムネイル画像にアクセスできない
- 動画処理中
これらの内、どの問題によってインデックス登録エラーが出ているのかが分かれば、原因の特定と対処は比較的簡単におこなえるのではないでしょうか。
動画インデックス登録エラーのまとめ
「貴サイトで動画のインデックス登録に関する問題が検出されました」の原因と対処法をご紹介しました。
以前は動画のインデックス登録に関してGoogleサーチコンソールに項目が無かったため、急にエラーメールが届くサイト管理者が増えている状況ですが、焦らず一つずつ原因を特定して対処していきましょう。
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