JPEGとJPGの違いはコレだけ!?変換方法や特徴を解説

更新日:2024年05月22日

名前が似ているファイル形式の「JPEG」と「JPG」。

JPEGとJPGの違いは何なのか、よくよく考えてみると意外と説明が難しいのではないでしょうか?本記事ではJPEGとJPGの違いを解説します。

>>Webサイト担当者がすぐに使えるChatGPTプロンプトを公開中

コンテンツ一覧

JPEGとJPGの違い

JPEGとJPGの違いを考える上で、正式な英語表記から見てみましょう。

実はどちらも「Joint Photographic Experts Group」の略、つまりJPEGとJPGは全く同じ画像ファイルということです。

ファイル形式や拡張子(.jpegや.jpg)に違いはあるものの、同じ画像ファイルなのです。

JPEGとJPGの使い分け方

JPEGとJPGの画像ファイルが同じものであるため、基本的には特に使い分けに注意する必要はありません。

しかし、ファイル拡張子の指定がある場合、例えばWebサービスにアップロードできるファイルの拡張子が.jpegのみや.jpgのみに制限されている場合は、ファイルの拡張子を合わせる必要があります

また、以前は3文字のファイル拡張子が使われていたことから、現在でも.jpgが主流となっています。

なぜJPEGとJPGの2種類があるのか?

同じ画像ファイルの拡張子で、違いも無いJPEGとJPGはそもそもなぜ存在するのでしょうか。

これはWindowsOSが登場する以前にファイル拡張子の文字数が3文字と制限されていたためで、Windowsが普及したことで現在このような制限はありません。

その結果、.jpgファイルが先に使われ、「Joint Photographic Experts Group」の頭文字を取った.jpegが後から使われるようになり、JPGとJPEG2種類が今も使われているのです。

JPEGとJPGの特徴

使われるようになった背景こそ違いがあるものの、JPEGとJPGの画像ファイルには根本的に違いが無いことを見てきました。ここからはこれらのファイルの特徴について解説します。

他の記事でご紹介したSVGファイル(.svg)Webpファイル(.webp)とも特徴が異なるため、ファイル形式の違いについて理解を深めていきましょう。

画像圧縮率の高さと非可逆性

JPEGとJPGは、その圧縮率の高さから、画像を圧縮するとファイル容量を抑えることができます。高画質なのに軽量のため広く使われるJPEGとJPGですが、元に戻せない非可逆性には注意が必要。

不要なデータを削除することで容量を下げる圧縮方式のため、一度画像を圧縮したファイルは元に戻せないということです。(※可逆圧縮にも対応していますがほとんど利用されていません)

写真画像に最適な1,677万色

JPEGやJPGはフルカラーの1,677万色を表示できるため写真に最適な画像ファイルです。

比較的軽量で綺麗な画像のためWebサイトでもよく使われる画像ファイル。スマートフォンで撮影した際にもJPEGやJPG形式の画像で保存されることが多く、画像ファイルの中でも特に広く利用されている形式と言えるでしょう。

JPGをJPEGに変換する方法

画像ファイルの形式を変換する際はPhotoshopのような専門のソフトが無くても、オンラインツールで変換できます。

しかし、前述の通りJPGとJPEGは全く同じ画像ファイルのため、拡張子を変更するだけでOK。ファイル名の「.jpg」を「.jpeg」へ変更するとそのまま変更後の拡張子でファイルを閲覧することができます。

JPEGとJPGの違い解説のまとめ

本記事ではJPEGとJPGの違いについて解説しました。

実質的な違いが無いJPEGとJPGは、使い分ける場面も限られているため、特に意識する必要はありません。

それ以上に重要なのは、JPEGやJPGファイルが適切なのか、他のファイル形式が適切なのか、用途に合ったファイル形式を選ぶこと。目的にあったファイルを見極めて使用していきましょう。

 

また、弊社ではWebサイトの制作や運用、その他業務で生成AIを活用中。そんな中でも無料で使えるChatGPTで役立つ「ChatGPTプロンプト集」を公開しています。ぜひ業務の一助にお役立てください。

全て無料で使える!

Webサイト担当者に役立つ!ChatGPTプロンプト7選

ChatGPTのGPT-4oがリリースされ、無料アカウントでも豊富な機能を利用できるようになりました。

Webサイトの担当者にとって生成AIの活用は担当業務において強力な武器。そこで本資料では、Webサイト担当者向けに7個のプロンプトを厳選し、そのまま使えるテンプレートを公開しました。

▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・ページコンテンツを校正するプロンプト
・画像からテキストを抽出するプロンプト
・追加コンテンツのアイデア出しプロンプト
・画像の感情分析を行うプロンプトト

業務効率化やアイデアを広げるためにぜひご活用ください。