403 Forbiddenエラーの原因と解決方法を解説
更新日:2023年07月14日
Webページが表示できない時のエラーの一種、「403 Forbidden」。
閲覧したいページが見られなくて困ったり、サイト運営者側であれば早急に解消したい問題です。本記事では403 Forbiddenエラーになる原因と解決方法をご紹介します。
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「403 Forbidden」エラーになる原因と解決方法
エラーの緊急性が高いサイト運営者向けの原因と解決方法から解説します。
403 Forbiddenの原因①:「.htaccess」を誤って設定している
アクセスの制御をおこなうための設定ファイルが間違っていることで、403 Forbiddenエラーになる場合があります。「.htaccess」の設定で海外のIPアドレスをブロックするといったアクセス制御はよく利用される方法。
「.htaccess」の設定を間違えたことで権限が無い状態になり、ユーザーがURLへアクセスすると403 Forbiddenエラーとなります。
解決方法
設定内容を確認の上、誤って権限を制限していないかを確認して修正しましょう。
403 Forbiddenの原因②:インデックスファイルが存在しない
ルートディレクトリ(ドメイン直下)に「index.html」や「index.php」ファイルが存在しないことが原因で403 Forbiddenエラーとなります。
解決方法
index.htmlファイルをルートディレクトリへアップロードする他、「.htaccess」の設定によってindex.htmlファイルの有無に関わらずトップへリダイレクトさせることでも403 Forbiddenエラーは解消します。
403 Forbiddenの原因③:ファイルのパーミッションを誤って設定している
ファイルのパーミッション設定を間違えると、読み取りができずに403 Forbiddenエラーとなる場合があります。
パーミッションは実行・書き込み・読み取りの権限をそれぞれ設定でき、これらの権限が無い設定になっている可能性があります。
解決方法
適切なパーミッション設定となっているかを再度確認し、必要に応じて正しい権限へ変更しましょう。
403 Forbiddenの原因④:DNS設定に問題がある
DNSの設定を間違えると403 Forbiddenエラーが発生します。また、新規でDNS設定をおこなってから、その設定が反映されるまでにはタイムラグが発生します。
解決方法
サーバーとドメインのDNS設定を確認し、各サービス指定の正しい設定になっているか確認の上、必要に応じて修正しましょう。新規でDNS設定した場合は時間を空け、設定が反映されるまで待ちましょう。
閲覧ページが「403 Forbidden」エラーになる原因と解決方法
Webページを閲覧する際に403 Forbiddenエラーが出た場合、基本的に原因はサイト運営者側にあるため、ユーザー側だけでできる解決方法はありません。
アクセスが必要なページが誤って閲覧できない状態になっている場合は原因に応じた対処を運営者へ依頼し、アクセスできるように対応してもらいましょう。
403 Forbiddenの原因①:アクセス権限が無い
ユーザーへのアクセス権限を制限されている場合は、サイト運営者が意図的に制限しているケースが一般的です。しかし、サイトのアクセス権限設定が間違っている場合も。
403 Forbiddenの原因②:IPアドレスがブロックされている
特定のIPアドレスがブロックされている場合や、特定のIPアドレスのみアクセス可能なWebサイトやページもあります。
403 Forbiddenの原因③:認証が必要なページで閲覧権限が無い
認証が必要なページで、正しいIDやパスワードを入力しても、閲覧に必要な権限が無い場合は403 Forbiddenエラーが発生します。尚、IDやパスワードが間違えている場合は「401 Unauthorized」エラーとなります。
403 Forbiddenの原因④:アクセスが急激に増加している
アクセスが急増したことでサーバー負荷が高まった際に、一時的にエラーとなる場合があります。このような時は少し時間を空けて再度アクセスしましょう。
403 Forbiddenとはどのようなエラーなのか?
403 Forbiddenの原因と解決方法を細かく見てきましたが、端的に表現すると以下の通りとなります。
- サーバー側の問題または設定によるエラー
- エラー解消はサーバー側の対応が必要
- ユーザー側では基本的に対処できない
もしサイト運営側として、意図せず403 Forbiddenエラーが発生している場合は早急に状況を確認しましょう。本来閲覧できるはずのページを表示できずに困っているユーザーがいる可能性があります。
もしユーザーとして、403 Forbiddenエラーが表示された場合は基本的に対処できません。しかし、間違いなく閲覧権限を持っているはずのページでエラーとなる場合は、サイト管理者へ確認することをおすすめします。
404 Not Foundエラーとは原因が異なるため、エラーのステータスに応じて適切に対処していきましょう。