企業ホームページの必要性を5つの理由からプロが解説!

更新日:2023年08月18日

企業にとってもはや必須のホームページ。

自分たちには必要性を感じない、そんな方に向けて企業のホームページが必要な理由をWeb制作のプロとして解説します。本記事を読んでホームページの必要性を実感いただけると幸いです。

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ホームページを持たない企業にとって最大のデメリットとは?

ホームページを持たない企業にとって最大のデメリット、それは機会損失です。

ホームページがなければ検索エンジンやSNSなどからのアクセスを得ることは不可能。見込み顧客や求職者に対して、自社の情報や魅力を伝える機会を逃してしまいます。

 

その結果、売上や利益の減少、人材不足や採用コスト増加などの課題に直面する確率が高まります。さらに、ホームページがないことで、信頼性やブランドイメージの低下も招きかねません。

このようにホームページを持たない企業は多くの潜在リスクを抱えることになるのです。

5つの理由から分かる企業ホームページの必要性

ここからは企業ホームページの必要性が分かる5つの理由を詳しく解説します。

見込み顧客との接点を作る場となるから

ホームページは見込み顧客との接点を作る場。

多くの人はインターネットで商品やサービスを探しますが、ホームページがない企業は自社の存在や提供価値を知ってもらうことができません

一方で、ホームページがあれば自社の情報や魅力を伝えることができます。ホームページへお問い合わせフォームや電話番号などを掲載することで、オンライン接点から見込み顧客の獲得も可能

 

ホームページを制作してもSEO対策が難しく、簡単に集客できないという考え方もあるでしょう。

しかし、自社の企業名、いわゆる指名検索の場合は難しいSEO対策をおこなわなくても検索結果で上位表示される可能性が高いもの。それによって自社の情報を検索する見込み顧客との接点を持てるのです。

このように、企業にとってホームページは見込み顧客との接点を作る場となり、商談や契約につなげる機会を逃さないことだけを考えても、その必要性は明らかです。

求職者も応募前に企業ホームページを確認するから

企業のホームページは求職者にとっても重要な情報源です。

求人媒体や紹介などで企業に興味を持った求職者の多くは応募前に企業ホームページもチェックします。ホームページには企業理念や事業内容、実績、社風や福利厚生など、求職者が知りたい情報が掲載されていますが、これらは求人媒体では得られない大切な情報ですよね。

 

ホームページが無ければ求職者に対して自社の魅力や働きがいを伝えることができません。もし求職者が応募を迷っていて、応募前に確認したい情報が得られなかったら応募を見送ることもあるでしょう。

一方、充実したコンテンツがホームページに用意されていれば、求職者に対して自社の魅力や働きがいをアピールすることも可能。応募方法や採用プロセスなどを明確に示すことで応募の敷居を下げることもできます。

求人媒体に求人情報を掲載していなくても、求職者がホームページを見つけて応募する機会が増えると、採用コストの削減にもつながりますね。

 

このようにホームページは求職者にとっても重要な情報源であり、企業にとっては優秀な人材を獲得するためにも必要性は高いのです。

ホームページが無い企業は信頼性が下がるから

ホームページは企業の信頼性を高める役割も果たします。

多くの人がインターネットで商品やサービスを探しますが、提供する企業の信頼性を確認するために利用されるのが企業ホームページ。特にBtoBのビジネスではこの傾向が強まります。

この時に企業ホームページが無ければ安心材料が見つからず、信頼性に疑問を抱いたまま商品やサービスの購入を見送る人も出てくることでしょう。このような機会ロスを防ぐためにもホームページの必要性は間違いなく有ると言えるのです。

低コストで国内や海外へ商圏を広げられるから

ホームページは新規制作時こそまとまった費用が必要になりますが、制作後のランニングコストは低く抑えることが可能です。

制作時も企業の名刺代わりとして最低限のホームページを制作するだけならコストを抑えられ、オフラインでの商圏を超えたビジネスを展開することができます。

弊社クリエルは全国に事業所をかまえるような企業ではありませんが、それでも全国から仕事のご依頼をいただけるのはホームページがあるからこそ。低コストで運営しているホームページから受注を獲得できる恩恵は計り知れません。

アクセス解析からホームページ閲覧者のニーズを分析できるから

企業がホームページを運営するメリットの一つがデータ分析です。

よく見られているコンテンツがどれか、毎月どれぐらいのユーザーが訪問してくれるかはデータで明確になります。得られたデータを分析することでユーザーニーズを把握し、よりニーズに沿ったビジネス展開も可能になるのです。

企業がホームページを運営するデメリット

企業にとってホームページを運営するメリットが多い一報で、デメリットもゼロではありません。

多くの企業にとって必要性があるホームページの運営はメリット・デメリットを比較するとメリットの方が目立ちますが、デメリットもあらかじめ抑えておきましょう。

管理・運営コストがかかる

ホームページを運営するには以下のような管理・運営コストがかかります。

  • ドメイン代
  • サーバー代
  • 制作費
  • 更新費

これらのコストはホームページの規模や目的によって異なりますが、特に大きいのが制作費

他に継続的に発生するドメイン代やサーバー代、更新費などのコストがかかります。

Web担当者が必要になる

企業としてホームページを運営するからにはWeb担当者が必要です。

更新を外注する場合でも、Web担当者を用意してホームページの更新を依頼したり、問い合わせに対応したり、ホームページを運営することで発生する業務に対応する必要があります。

ホームページが形骸化すると信頼性低下につながる

多くの企業にとっては持っておいたほうが良いホームページですが、古い情報やデザインのまま長年放置してしまうと、ホームページへ訪問したユーザーにネガティブな印象を与えてしまいます

これでは逆効果ですよね。

信頼を損ねないためにもホームページを運営するからには定期的な更新を継続しましょう。

企業ホームページの制作時に検討すること

企業ホームページを制作する際は以下の項目を検討した上で制作に取りかかることをオススメします。

ホームページ制作の目的

はじめに企業ホームページ、いわゆるコーポレートサイト制作の目的を定めましょう。

コーポレートサイトを持っている状態になれば良いのか、採用強化を狙うのか、継続的にコンテンツを追加して集客強化まで取り組むのか、目的によってこの後の検討事項は大きく変わってきます。

ホームページのターゲット

ホームページのターゲットも定めますが、ここは先ほどの目的が決まると自ずと見えてくる項目。

ここで定めるターゲットに合わせてホームページのコンテンツを設計していきます。

ホームページに掲載するコンテンツ

最小コストで最低限の名刺代わりとなるコーポレートサイトを用意するのか、充実したコンテンツを用意したり多くの機能を実装するのか、目的に沿ったホームページを制作するためにしっかりと検討します。

ここは費用面にも大きく影響するポイント。

ホームページ制作費用の相場としては40万~120万が一つの目安になりますが、コンテンツの量と質、実装する機能によっては費用がもっと大きくなることもあります。

制作後のホームページ運用体制

制作しただけで終わらないためにもホームページの運用体制まで事前に決めておきましょう。

簡単な更新のみを制作会社へ依頼するなら兼任者1名で対応できるとか、継続的なコンテンツ制作を内製対応するから専任者が3名は必要だとか、制作後の運用まで検討してから制作に取り掛かりましょう。

ホームページの必要性まとめ

本記事ではホームページの必要性についてご紹介しました。

企業にとってホームページを活用しない手はありませんので、まだホームページを持っていない、または形骸化している場合はホームページの活用方法を改めて検討し、制作することをオススメします。

これからホームページ制作を検討される場合は、制作時に欠かせないポイントやユーザーが求めるコンテンツを公開している「BtoBコーポレートサイトの勝ちパターン」もぜひ参考にしてみてくださいね。

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