応募者が増える採用サイトのコンテンツとは?就活生が本当に知りたい情報

更新日:2022年07月25日

Webでの求人に必要不可欠な「採用サイト」。
コーポレートサイトとは別に採用サイトを設けている企業も多数存在します。

自社でも作りたいけど、どんなコンテンツを入れればよいのか悩んでいる……という方は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は採用サイトに入れるべきコンテンツについて解説していきます。

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コンテンツ一覧

採用サイトに最低限必要な基本コンテンツ

まずは採用サイトに必ず掲載するべきコンテンツを紹介します。

  • 会社紹介
  • 募集要項
  • 選考方法・フロー
  • 福利厚生・各種制度
  • よくある質問

会社紹介

会社紹介は自社がどのような理念で何の事業を行っているかを伝えるためのページです。
経営理念、事業内容、会社のプロフィールなどのコンテンツを掲載するのが一般的。

写真や図など、どんな会社なのかがひと目で分かるような工夫が必要です。

募集要項

募集要項は求職者が必ず目にするページです。
採用する職種や、給与や勤務地などの情報、応募条件を掲載します。

できるだけ詳細に記載することでミスマッチの防止や求職者に信頼感を与えることに繋がります。
例えば応募条件に求める人物像や資格・スキル等を細かく記載しておくとよいでしょう。

選考方法・フロー

会社説明会や適性検査・試験、面接など選考の流れを載せるページです。
ここが明確でないと、求職者はなかなか応募に踏み切ることができません。

特に面接の形式や試験内容などは詳細に記載しておきましょう。

福利厚生・各種制度

このページでは有給休暇や育休などの福利厚生から研修などの社内制度を紹介します。
採用後の「働きやすさ」を伝えるコンテンツです。

もし独自の福利厚生制度や特徴的な教育プログラムなどがあれば積極的にアピールしていきましょう。

よくある質問

求職者からよくもらいがちな質問への回答をまとめたコンテンツです。
上記のようなページでカバーできない疑問はこのページで解消できるようにしておきましょう。

転勤や配属、残業などに関する質問は特に多いため、必須で掲載しておきましょう。

他社の採用サイトと差別化できるコンテンツ

ここからは「あると差別化できるコンテンツ」を紹介します。
会社の独自色を出しやすいコンテンツですので、ぜひサイトに入れることを検討してみてください。

  • 社員インタビュー
  • キャリアパス
  • 1日のスケジュール
  • 数字で見る〇〇
  • SNS

社員インタビュー

一つめは「社員インタビュー」です。

実際に働いている社員の目線から会社を紹介するため、リアルな情報として求職者に会社の魅力をアピールできます。
各部署の社員にインタビューをすることで、それぞれの仕事ぶりについても深く知ることができるでしょう。

また、求職者にとってその会社にどのような人がいるのかは非常に気になるところ。
社員の顔を出すことで親近感・安心感を与えることにも繋がります。

キャリアパス

キャリアパスとは、「目標の職位にたどり着くための道筋」のこと。
そのキャリアに必要なスキルや、そこに至るまでの経験やステップを示します。

入社後にどのような道筋でキャリアを積んでいくのか、それによってどのくらい給与が上がっていくのかなどを具体的に紹介するコンテンツです。

1日のスケジュール

社員の1日のスケジュールを紹介するコンテンツです。
職種ごとに業務の流れを紹介することで、入社後の働き方をイメージしてもらいやすくなります。

また、社内での様子に加えてプライベートの過ごし方にも触れておくとワークライフバランスがしっかりしている会社だというアピールが可能です。

数字で見る〇〇

社員の年齢層や男女比といった会社のデータを具体的な数字と共に紹介するコンテンツ。
会社のアピールポイントや特徴を、図やグラフを使って視覚的にわかりやすく表現するのがおすすめです。

特に平均残業時間や有給取得率といった、直接は聞きづらいけど気になるデータを掲載するとインパクトがあります。

SNS

最近ではSNSでの求人活動も盛んです。

無料で情報発信を行うことができ、若年層にとって馴染みの深いSNSというツールを使うことで身近な存在に感じてもらうこともできます。
欲しい人材のターゲットに合わせてSNSを選ぶとより効果的です。

▼関連記事 SNSでの宣伝について

 

ただ、炎上のリスクもありますのでその点には注意しましょう。
▼関連記事 炎上対策について

求職者が求めている採用コンテンツとは

キャリタス就活2021学生モニター調査(2020年3月)によると、学生が企業研究を行う上で特に知りたいのは「実際の仕事内容」や「社風」です。

ただこうした部分は会社紹介や募集要項といった形式的な情報では伝えづらいのが正直なところ。

そこで先ほど紹介したような「社員の声」「1日のスケジュール」といったコンテンツでリアルな社内の情報を発信していくことが大切なのです。

採用サイトのポイント

最後に採用サイトを制作する際のポイントを紹介します。
応募を集められる採用サイトには以下の要素が不可欠です。

  • ターゲット層を明確に
  • スマホでも見やすく
  • サイトの存在を周知する

ターゲット層を明確に

採用サイトを制作するときは、まずターゲットを設定しましょう。
そのターゲットによって、適しているデザインテイストや必要なコンテンツは異なります

ここを一致させておくことで、応募者と会社が求める人物像の乖離が生まれにくくなるのです。

スマホでも見やすく

ほとんどの求職者はスマホで求人情報を確認しています。
リクナビやマイナビといった求職者向けアプリの存在もあり、いまや就職活動はほぼ全てスマホで完結する時代です。

当然採用サイトもスマホで閲覧する人が大多数ですので、必ずスマホ対応し、どのデバイスからでも見やすいサイトにすることが重要となります。

▼関連記事 モバイルフレンドリーについて

サイトの存在を周知する

ただ採用サイトを作っただけではなかなか応募は集まってきません。
サイトの存在を求職者向けに周知する必要があります。

そのための方法の1つとして、「Web広告」があります。
条件を絞ってターゲットのみに配信できるものもあるため、効率的に欲しい人材にアプローチすることが可能です。
▼関連記事 Web広告について

また、別のサイトに出した求人情報にリンクを張る、SNSで発信するといった方法も有効です。

まとめ

今回は採用サイトに必要なコンテンツについて解説しました。

採用サイトは、自社の魅力を伝えて応募を募る場であると同時に、求職者にとっての「仕事探しの場」でもあります。
ですから、ただ単に自社の情報を羅列するだけではなく、「この会社なら自分の希望している条件を満たしている」「ここで働いてみたい!」と思わせるような内容を掲載することが重要です。

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