EFOとは?離脱されにくい入力フォームを作るために重要な5つのポイント

更新日:2025年02月28日

コンバージョン率を上げるなら、まず見直すべきはフォーム設計。

せっかくユーザーを入力フォームまで誘導できたのに途中で離脱されたら残念ですよね。もしかしたら、知らないうちにあなたのサイトでも途中離脱が起こっているかもしれません。

この離脱率を減らしてフォームの入力完了率を高めるための施策が「EFO」。今回はEFOについて、フォームから離脱されてしまう原因や具体的な対策を交えて詳しく解説します。

>>BtoBコーポレートサイトの勝ちパターンとは?(無料)

コンテンツ一覧

EFO(入力フォーム最適化)とは

EFOとは「Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)」の略で、直訳すると「入力フォーム最適化」を意味します。つまり、お問い合わせや申込みといった入力フォームを使いやすく改善し、ユーザーの途中離脱を減らすための施策のこと。

EFOとは、ユーザーの離脱を防ぎコンバージョン率を向上させる施策のことです。

EFOの重要性

せっかく広告やSEOでサイトへの流入を増やしても、お問い合わせや申込みの途中、入力フォームで離脱されては意味がありません。そのため、優先的に取り組むのがこのEFO施策です。

なぜなら、フォームの改善はサイト全体のデザイン変更などに比べて比較的容易に実装でき、それでいて効果が出やすいからですね。

わざわざ情報を入力するという行為はユーザーにとって心理的ハードルが高いもの。入力フォームはコンバージョンに至るまでの最後の関門といっていいでしょう。

なるべくユーザーが使いやすく、スムーズに入力が行えるフォームを設計する必要があるのです。

 

EFOの重要性は以下の3点に集約されます。

  • 投資対効果が高い(比較的低コストで高い効果が得られる)
  • ユーザー体験の向上につながる
  • 直接的に売上や問い合わせ数の増加に貢献する

これらの理由から、Web担当者にとってEFOは最優先で取り組むべき施策の一つと言えるでしょう。

入力フォーム離脱の主な原因を分析

そもそもなぜ入力フォームからの離脱が起こるのでしょうか。主な原因は以下のとおりです。

  • 入力項目が多すぎる
  • 入力フォームが複数ページに分かれている
  • 余計なリンクやバナーが設置されている
  • エラーが起こりやすい
  • スマホ対応していない

入力項目が多すぎる

入力項目が多すぎるとユーザーはうんざりしてしまい、それだけで離脱してしまうこともあります。

ユーザーは基本的に面倒な作業を避ける傾向があります。必要以上の情報を要求されると、「この情報を提供する価値があるのか?」と疑問を持ち始めるのです。

特に初期段階(問い合わせや資料請求など)では、ユーザーとの信頼関係がまだ構築されていないため、個人情報の提供に対する心理的ハードルが高いもの。

入力必須項目はできるだけ絞り、必要最低限にしましょう。

余計なリンクやバナーが設置されている

入力フォームのページには、他のページに移動してしまうバナーやリンクを置かないようにしましょう。

誤って別のページに遷移してそのまま離脱したり、遷移先からフォームに戻ってきたら入力した内容が消えている……ということが起こりえます。

特にスマホサイトの場合は誤タップが起こる可能性がありますので注意です。

エラー表示が明確でない

フォームに入力された情報に不備があると入力内容を送信することはできないのが一般的。その場合はどこでエラーが発生しているのか、不備を指摘する必要があります。

よくある問題として、以下のようなケースがあります。

  • エラー表示が目立たない(色や大きさが控えめすぎる)
  • エラーメッセージが専門的すぎて一般ユーザーにわかりづらい
  • 具体的な修正方法が示されていない
  • エラーがあっても送信ボタンを押すまでわからない

これらのエラー表示が明確でないとユーザーはどこを直してよいかわからずストレスに感じてしまうため、エラー表示を明確にすることもEFOの大切なポイントです。

スマホ対応していない

最近はスマホでサイトの閲覧をする人がほとんど。入力ページは必ずスマホ対応しましょう。

スマホ未対応サイトを小さな画面で見ると文字などがとても小さく表示されるため、とても見づらくなってしまいます。特にフォームは入力枠なども小さく表示されるため入力の際には大きなストレスになるのです。

離脱率を下げCV率を上げるEFO施策

それでは具体的なEFO施策について解説していきます。

  • 入力項目を極力減らす
  • 不備の指摘をリアルタイムで表示
  • 自動入力機能をつける
  • 半角・全角は自動で切り替える
  • 別ページへの導線を減らす

入力項目を極力減らす

前述したように入力項目の多さはフォーム離脱の最大の原因です。そのため、まず取り組むべきは入力項目の削減です。

必須項目以外にも、自由入力の部分もなるべく数を増やさないことをおすすめします。

面倒だから入力したくないというのはもちろん、不必要な個人情報の収集に反感を覚えるユーザーがサイトを離れてしまう可能性もあるのです。

 

また、入力項目を最小限に抑えることでファーストビュー内に全ての項目とCTAボタンが表示されやすいメリットも見逃せないポイント。ユーザーがスクロールしなくてもフォーム送信完了まで操作できる画面にすることはEFOにおいても効果が期待できます。

不備の指摘をリアルタイムで表示

送信ボタンを押してからエラーを指摘するのではなく、不備があったらリアルタイムに知らせる(リアルタイムバリデーション)と親切です。

エラーがある入力ボックスは色が変わる、というような視覚的にわかりやすい表示がおすすめ。

また、エラーメッセージの文言も重要です。「入力エラーです」というような抽象的な表現ではなく、「メールアドレスに@が含まれていません」のような具体的な指摘が効果的です。

自動入力機能をつける

郵便番号を入力したら住所も自動的に入力される、名前を入力したらふりがなも自動的に入力されるなど、入力を補助する機能をつけることをおすすめします。

また、半角・全角の入力モードも項目ごとに自動で切り替わるようにしておくと便利ですね。全角の「0」と半角の「0」などの区別がつきにくく誤って入力し、エラーを指摘されても気づきにくいことがあります。
半角数字で入力すべき項目には半角しか入力できないようにするといった工夫も有効です。

別ページへの導線を減らす

フォーム離脱の原因の項目でも触れましたが、リンクやバナーなど他のページへの導線があるとどうしても離脱率は高まってしまいます。

以下のようなEFO対策は離脱を防止するための有効な方法です。

  1. ヘッダー・フッターを簡素化
  2. サイドバーを非表示化
  3. プログレスバーの設置
  4. コールトゥアクション(CTA)の明確化

バナーの撤去はもちろん、グローバルメニュー(画面上部のメインメニュー)も表示させないなど、導線をなるべく排除して離脱率の改善を工夫しましょう。

弊社でのEFO対策による改善事例

最後に、ここまでご紹介したEFO対策を実際に弊社サイトで取り組んだ際の改善事例をご紹介します。

弊社の資料請求フォームの場合、当初はダウンロードすると得られるメリットを伝えるために資料の内容を詳しく紹介するコンテンツをフォームページ内に掲載していました。

これによってフォームのページが縦長になり、興味を持ったユーザーほど下部へスクロールする(=入力フォームから遠ざかる)ことになり、CVR低下の要因となっていたのです。

 

そこで、コンテンツを簡素化し、フォームの入力項目を最小限に抑えたことでスクロール不要なフォームページへ改善。EFO施策の実施前と比べてCVRは198%へと向上しました。

どれぐらいコンテンツ量や入力項目を抑えているかは現在公開中の各種資料請求フォームで実際のページをご覧になれますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

EFO対策5つのポイントのまとめ

今回は入力フォーム最適化、EFOについて解説しました。

入力フォームの離脱率を減らして入力完了率を向上させることは、Webでマーケティングを行う上で非常に重要です。ぜひこの記事を参考にフォームの改善を図ってみてくださいね。

成果につながるWebサイトを制作するためには、ユーザーの行動を踏まえた設計が欠かせません。成果を追求する弊社クリエルの「Webサイト制作サービス」では、貴社のビジネスに貢献するWebサイトの制作・既存サイトのリニューアルを行っています。ぜひお気軽にご相談ください。