ホームページ集客成功の秘訣!サイトの作り方や失敗を防ぐ方法をご紹介

公開日:2022年08月10日

Web集客の中心的メディアと言えるホームページ。

数ある集客方法の中でも、ホームページ集客での成功は多くの企業様が目指す王道パターンです。本記事では集客に成功するホームページの作り方や失敗する原因と回避策をご紹介します。

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ホームページで集客できない主な原因

はじめにホームページで集客できない場合によくみられる主な失敗の原因から確認していきましょう。

見栄えを重視しすぎたホームページ制作

デザイン性が著しく悪いホームページを制作してしまうと集客が上手くいかない一方で、デザイン性が優れていれば集客が上手くいくかというと、残念ながらそんなことはありません

自社のホームページを制作する際にデザインへこだわりたくなる気持ちはわかりますが、事業貢献するための成果を求めるなら見栄えばかりに重きをおいてホームページ制作するのは得策ではないのです。

見栄えよりもホームページに掲載するコンテンツこそが重要

 

また、ホームページにはブラウザ上に表示される情報だけでなく、画面には表示されないソースコードもあり、これらも集客力に影響を与える場合があります。

ユーザーには見えないけどクローラー(検索エンジンのロボット)には伝わる構造化データは、ホームページのデザインから読み取れないものの集客力を左右する要素の一つなのです。

自社視点での情報発信

自社で運営するホームページはつい自社が言いたいことを情報発信しがちです。

しかし、ホームページで集客し、メッセージを伝えるにはユーザー視点での情報発信が必要

ユーザーが検索する情報、ユーザーが求める情報、ユーザー自身も気づいていないけど知ると有益な情報…。このような情報を発信しなければ集客効果も期待できないため注意が必要です。

集客施策の欠如

一口にホームページへ集客すると言ってもその方法は様々。

検索ユーザー集客であればSEO対策を抑えたホームページ制作が必須となります。

他にもWeb広告運用による集客、SNSアカウント運用による集客、インフルエンサー活用や他社メディアへの有料掲載による集客など、集客施策は多数ありますがいずれも集客施策に取り組まなければ自然とホームページへ集客できるケースは決して多くありません。

 

ホームページを新規制作またはリニューアルする際に、あらかじめどのような集客施策を組み合わせておこなうのか計画を立てておきましょう。集客施策に応じて制作するホームページのコンテンツや制作するページを変更することも考えられます。

ホームページ集客成功の落とし穴

「ホームページを制作して、集客で成功したい!」

事業投資の一つとしてホームページを制作する際にはこのように、つい集客のことばかり考えてしまうものですが、集客に成功したとしてもそこには落とし穴があります。

ホームページへの集客に成功したのに、事業として失敗してしまうのはどのようなケースなのか見てみましょう。

集客数だけを追いかけてしまう

アクセス解析ツールでページビュー数の推移ばかりを見て集客数だけを追いかけてしまうと、集客したその先の施策が抜け漏れてしまいます。

本来はお問い合わせ件数の増加や資料請求の増加、売上の増加などの事業目的があってホームページ制作・運用しているはず。集客する目的を見失っては本末転倒ですよね。

集客後のユーザーゴールが決まっていない

集客に成功しても、ホームページへユーザーが訪問した時点では、ユーザーとの接点を一つ持てたに過ぎません。

集客ページへ訪問したユーザーに、次はどのように行動してもらいたいのか?その行動につながるようなホームページになっているのか?といった視点でホームページを制作し、運用しながら改善していくのが理想です。

しかし、ユーザーゴールが決まっていなければどのようなホームページが良いのか判断することはできませんよね。有意義なアクセス解析もできないでしょう。

CV地点が伝わらないホームページ構成

製作者の意図が伝わらないホームページになってしまうケースがあります。

例えばテキストリンクをクリックすると申込みページへ遷移することをWeb担当者が知っていても、ユーザーが画面を見てもテキストリンクと判断できない配色になっていたり、クリックするまでどのようなページへ遷移するのか説明が記載されてなかったり、意図した内容がユーザーへ伝わらないことも少なくありません。

ホームページのユーザーゴールとなるコンバージョン(CV)地点はユーザーに分かりやすく、可能な限りストレスなく到達できるように工夫したいところです。

集客に強いホームページの作り方

ここまでに見てきた集客に失敗する原因や集客だけに成功しても成果が出ないケースを踏まえて、ここからは集客に強いホームページで成果を出すための作り方をご紹介します。

3C分析・STP分析をおこなう

3C分析やSTP分析は古くから活用されてきたフレームワークです。もう古くて使えないという声もありますが、決してそんなことはありません。

3C分析は次の”3つのC”を分析する手法です。

  1. Customer(顧客)
  2. Competitor(競合)
  3. Company(自社)

 

STP分析は事業領域を分類(セグメンテーション)し、分類した中のどこを狙うかを決め(ターゲティング)、自社がどのような立ち位置に立つのか(ポジショニング)を分析する手法です。

  1. Segmentation(セグメンテーション)
  2. Targeting(ターゲティング)
  3. Positioning(ポジショニング)

 

これらの分析によってターゲット顧客や競合と自社を具体的に把握した上で、制作するホームページの内容へ落とし込みができます。

ターゲットが変わると使う言葉一つとっても変わることがあり、同じものを指していても「ホームページ」「Webサイト」「HP」など、ターゲットに馴染みがある言葉は様々。事前の分析はユーザーのためのホームページを制作し、集客成功する上でも重要なポイントです。

ホームページ集客の目的を明確にする

ホームページを制作・運用して、何のために集客するのかを明確にしておきましょう。

集客して自社商品を販売するのが目的なのか、その場合は特に新規顧客向けの販売に注力するのか、既存顧客向けを重視するのか、資料請求やお問い合わせの獲得が目的なのか、目的が変わればホームページの設計も変わります

必要なページを事前に洗い出す

ホームページ集客の目的を明確にした後に、目的達成のために必要なページも洗い出します。

BtoB企業のホームページの場合は「BtoBコーポレートサイトの勝ちパターン」に掲載しているような定番のページ構成があるため、これらは最低限用意しておきたいところです。

ページごとの目的は異なり、ユーザーに自社を知ってもらうページや信用獲得用のページ、価格帯を伝えるページなど様々。これらの必要なページを整理して、ホームページを設計していきます。

SEOに強いサイト構造を設計する

検索ユーザーの集客を度外視する場合を除き、SEO対策をおこなうことはホームページ制作時の必須要件とも言えます。サイト構造を間違うと検索ユーザーの集客に弱い(機会ロスが生まれる)ホームページとなってしまうため、SEOに強いサイト構造の設計も重要なポイント。

サイト構造はホームページ制作後に手軽に変えられるものではないため、新規でホームページを制作する際やリニューアル時に十分検討しておきましょう。

SEOに強いコンテンツを制作する

ホームページへ検索ユーザーを集客するにはSEOに強いコンテンツが必要です。

ユーザーにとって有益なコンテンツを前提に、コンテンツの質の高さを十分にGoogleをはじめとする検索エンジンにも伝わるように制作していきます。

テキストや画像、動画コンテンツはもちろん、それらを掲載するページの制作においてもSEO対策を踏まえた実装をおこないましょう。

他の集客施策も検討する

ホームページ集客の王道施策はSEO、検索ユーザーの集客です。

でも、様々な集客方法があることは前述の通りで、集客やその後の成果目標を達成するために取り組める施策をリソースや期間など諸条件を踏まえて検討しましょう。

集客施策用の予算を確保できるならWeb広告を実施するのも良いでしょう。予算はないけど運用メンバーがいる(人的リソースがある)なら、SNS運用を検討してみるのも一つ。PRによって自社の認知度を高め、指名検索(自社名の検索)からの集客増加を図る方法も有効です。

自社の状況に応じた集客施策を組み合わせることも検討してみましょう。

企業ホームページ集客で成功する方法

本記事ではホームページ集客についてご紹介しました。

ホームページ制作時には公開後の集客も見据えて検討する必要があるだけでなく、集客に成功した際にどのようにして事業成果を生み出すのかまで計画・実施して初めて集客に成功したと言えます。

企業のホームページを制作する際は「BtoBコーポレートサイトの勝ちパターン」で成功ノウハウを公開しているため、こちらも参考にしてみてくださいね。

【BtoB向け】

コーポレートサイトの勝ちパターン

コーポレートサイトの勝ちパターン

コーポレートサイトには勝ちパターン、つまり成果を出す公式があります。

予算ありきで外注先を決めてしまったり、制作会社へ任せっきりで期待した結果にならなかったり、コーポレートの新規制作やリニューアルでの失敗はよくある話。そんな失敗を未然に防ぐためのノウハウを公開しました。

▼本資料に掲載されている内容の一例は・・・
・制作前に目的を明確化する3項目とは?
・ターゲットユーザーの設定
・ユーザーが求める定番の9コンテンツ
・サイト構造の設計ポイント
・事業貢献するサイト制作で重視するべきこととは?

コーポレートサイト制作を進める前に、ぜひご一読ください。